ハインツケチャップのオランダ製とアメリカ製の違いをハインツに聞いてみた

ハインツのトマトケチャップが好きです。
ずっと前から気になってたことがあります。

ハインツケチャップにはオランダ版とアメリカ版がある

View this post on Instagram

 

Heinz – Republica Dominicanaさん(@heinz.rd)がシェアした投稿

ハインツのケチャップには、大きく分けて2種類あります。
1つは、一般のスーパーでよく見かけるタイプです。
もう1つは、輸入品を扱う雑貨店や通販で手に入るタイプです。

普通のスーパーでよく見かけるハインツケチャップは、逆さボトルです。
裏のラベルを見ると、原産国はオランダになっています。

トマトケチャップ 逆さボトル 250g|商品情報|ハインツ日本株式会社

ハインツのトマトケチャップ 逆さボトル 250gをご紹介します。

 

たとえば、カルディに売ってるハインツケチャップは約1リットル入っていて、逆さタイプではなく、昔からある普通のボトルです。
こちらの原産国はアメリカです。

普通のスーパーでは見かけない理由がわかりました。
どうやら業務用のようです。

1,070g クリアボトル | トマトケチャップ&マスタード | 商品情報 | ハインツ日本株式会社 業務用商品 ホームページ

ハインツ日本株式会社 業務用商品のホームページです。

View this post on Instagram

 

ʜᴇɪɴᴢ 🍅さん(@heinzcostaatlantica)がシェアした投稿

原産国を変える理由

なぜ同じハインツケチャップなのに原産国が違うのでしょうか。
わざわざ原産国を変えるのには、明確な理由があるはずです。
いろいろ調べてみてわかったのが、1つは原材料です。

上の画像にもありますが、注目すべきは砂糖とにんにくです。

一方、アメリカで製造されたラベルを見ると、砂糖の代わりに糖類が使用されていて、にんにくがなく、代わりに玉ねぎが使われています。

同じケチャップなのに、原産国を変え、しかも原材料まで変えています。
ますます不思議です。
原材料が変わるということは、味が変わることを意味します。
食品メーカーにとって味は生命線なはずなのに、味を変えてまで製造する根拠が気になります。

View this post on Instagram

 

Heinz Colombiaさん(@heinz_colombia)がシェアした投稿

Advertisement

ハインツに聞いてみた

どうにもこうにも気になったので、ハインツのお客様相談室に聞いてみました。

気になったポイントは3つです。
①なぜ生産国を分けるのか
②なぜ原材料まで変えるのか
③いったいどっちの味が正式なのか

3つの内容を聞いてみたのですが、電話の担当者さんは用意された文言を読んでいるだけで、私が求める「なぜ」の部分はわかりませんでした。

家庭向けのオランダ版と業務用のアメリカ版がある
それぞれ原材料が違う
と教えてくれたのですが、これはすでにわかっています。

View this post on Instagram

 

Heinz – Republica Dominicanaさん(@heinz.rd)がシェアした投稿

どっちが正式なのか

最後にダメモトで聞いたのが③の「どっちの味が正式なのか」です。
単刀直入に聞いてみました。
「ハインツさんとしては、オランダ製とアメリカ製のどっちが正式なんですか」

ハインツは、アメリカのメーカーです。
なので、当然アメリカ製の味が正式と思ってました。
でも、実は、オランダ製がハインツのオリジナルレシピで製造、つまり正式だそうです。

View this post on Instagram

 

Heinz Colombiaさん(@heinz_colombia)がシェアした投稿

アメリカで製造する理由

オランダ製がハインツのオリジナルレシピとするなら、アメリカ製のハインツケチャップはなんちゃってハインツケチャップになってしまいます。
なぜ二番煎じのようなレシピになったのでしょうか。

考えられるのはコストです。
オリジナルレシピにこだわってしまうとどうしてもコストが高くなってしまいます。
コストが高くなるということは、卸値も高くなってしまうので、業務用として成立しませんし、スケールメリットも出にくいです。
なので、安い原料に変えて、卸値を低くしたのでしょう。
砂糖の代わりに糖類を使っているところからもそれがわかります。
ただ、糖類だけだと嘘っぽい甘さになってしまうので、玉ねぎで補った(ごまかした)と思われます。

と最初は書いていたのですが、アメリカで売られてるハインツケチャップはどうなんだろうと気になりました。
アメリカ製なのか、それともオランダ製なのか、どっちなのでしょうか。
調べてみたら、アメリカ製でした。

コストの問題で原材料を変えたに違いないと考えてましたが、アメリカ人の味の好みに合わせたかもしれません。
ただ、そうなると、ハインツのオリジナルレシピはいったいなんなんだということになってしまって、ますますわからなくなってきました。

アメリカとカナダでは原材料が違うと指摘する記事もあって、私と同じように気になってる人は多いようです。

イギリス版も違う原材料になっていて、おそらくオリジナルレシピを踏襲しながら、その国に合った味に変えていることが考えられます。
日本人にはたまたまオリジナルレシピの味が合っていたのかもしれません。

View this post on Instagram

 

Eddie Morrisseyさん(@bluebloodedrose)がシェアした投稿

Advertisement

買って比べてみた

原材料を見ただけでは具体的にどういう味かわかりません。
買って食べ比べしてみました。

まずは、正式なオランダ版です。
トマトの旨みがギュッと濃縮されたいかにもハインツらしい味です。
「ああ、トマトを煮詰めた感じ」がよくわかります。

次に、アメリカ版です。
まったく違います。
オランダ版の直後に口に入れるとよくわかります。
同じメーカーのケチャップとは思えないくらいに違います。
原材料が違うとはこういうことかと思わず納得しました。
口に入れた瞬間、酸味と甘みがベチャッと広がって、そのあと薄い旨みが乗ってくる感じです。
オランダ版のような濃さを感じないのです。
ケチャップはケチャップなのですが、オランダ版の味を知ってるだけにどうしても「なんちゃってケチャップ」に思えてしまいます。

今日からハインツケチャップを見る目が変わりました。
いつも行くスーパーで見かけるあのオランダ製ハインツが、本物のハインツケチャップです。

View this post on Instagram

 

Kylieさん(@miss_regalia)がシェアした投稿

まとめ

①ハインツケチャップにはオランダ製とアメリカ製があって原材料も違う
②オランダ製がハインツのオリジナルレシピ
③味もまったく違う

View this post on Instagram

 

Sandra Eddyさん(@sandyeddy)がシェアした投稿

Spicy