【改訂版】料理本のレシピをテキスト化する方法

図書館で借りたレシピ本をスマホとPCを使って活用する方法を紹介しました。


 
私は図書館で借りたレシピ本で気になったレシピを見つけたら、テキスト化して保存しています。
2つ、3つなら手入力してもいいですが、本1冊まるごとはさすがに無理です。
ある程度の量をテキスト化する場合は、「Google Keep」が便利です。

後半にはアプリを使う方法もあります

PCを使ってテキスト化する方法

画像内の文字をテキスト化できる「Google Keep」

(事前にテキスト化したいページをスマホで撮影し、その画像をPCに送っておいてください)

今回は下の画像を変換します。
 
テキスト1
 
①まず、Google Keep にアクセスします。
(Google アカウントが必要です)

https://keep.google.com/

②変換したい画像ファイルを「メモを入力…」欄にドラッグ&ドロップします。
 
テキスト2
 
③画像ファイルが表示されるので、下の三点リーダーのアイコンをクリックします。
 
テキスト3
 
④メニューが表示されるので、「画像のテキストを抽出」をクリックします。
 
テキスト4
 
⑤画像の下に変換されたテキストが表示されます。
 
テキスト5
 
⑥変換されたテキストはそのまま保存しておくこともできますし、もし不要なら三点リーダーのアイコンをクリックして「メモを削除」で削除できます。
ゴミ箱に入るだけなので後で取り出せます。

スマホを使ってテキスト化する方法

2つ紹介します。

Google Keep

上で紹介したアプリ版です。
基本的な使い方はほとんど同じです。

‎「Google Keep – メモとリスト」をApp Storeで

ClipOCR 人工知能文字認識アプリ

私はこれを使っています。

‎「ClipOCR〜人工知能文字認識アプリ」をApp Storeで

①起動すると、下のような画面になります。
まず、左上のカメラのアイコンをタップします。
 
変換1
 
②新たに撮影する場合は「カメラ」を、
すでに撮影済みなら「フォトライブラリ」をタップします。
今回は「カメラ」を選択します。
 
変換2
 
③下の「写真を使用」、または「再撮影」をタップします。
 
変換3
 
④「写真を使用」をタップすると、トリミング画面になります。
向きや変換したい範囲などが調整できたら「完了」をタップします。
 
変換4
 
⑤変換が完了したら「保存成功」になるので「OK」をタップします。
 
変換5
 
⑥変換された項目をタップすると編集画面になります。
誤変換の修正や追記ができます。
 
変換6
 
⑦右上の共有アイコンをタップすると AirDrop や各アプリに送信できます。
(私はアプリ内では修正せず AirDrop で Mac に送って追記などします)
 
変換7
 
変換8

⑧保存されたファイル名は日時になるのですが、「i」マークをタップすると名前の変更ができます。
一度にたくさん変換したい場合はファイル名を変えた方がわかりやすいです。
ただ、入力するのもめんどくさいのでどっちもどっちです。
 
変換9

ポイント

「ClipOCR」はとても優秀なアプリで、特に目立った誤変換はありません。
ただ、レシピ本にありがちな縦書きと横書きが混在した画像だと修正する箇所は多くなります。

少量のテキスト化ならスマホアプリを使った方が早くて楽ですが、ある程度の量ならトータル的な作業効率としてはPCを使った方がいいです。

注意が必要なのは、「ClipOCR」は1つの変換ごとに送信、もしくはコピーしてメモアプリなどにペーストという手順(+修正)が必要です。
レシピ本1冊まるごとをテキスト化するとなると膨大な作業量になり、やる気と根気が問われます。
横着して1ページまるごと変換させようとするとかえって修正ばかりになってしまって手入力した方が早かったということもあります。

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