【ケンタロウさん】いつもと違う選び方をすれば、世界が広がる。

ちょっと高そうなスーパーで、オシャレな食材を見つけたとします。

「味も使い方もよくわからないけど、デザインがいいから買ってみよ」と手に取った食材が、結果的に自分の世界を広げてくれることがあります。

たとえば、フレンチピクルス(コルニッション)やアンチョビなどの素材系はわかりやすいです。
 


 
ところが、あまり馴染みのない野菜のスプレッドは、味も使い方もイメージできません。
ここで、2通りに分かれます。

①わからないから、買わない人
②わからないから、買ってみる人

「わからないから、買わない人」は、失敗もありませんが、発見や気づきもありません。
「わからないから、買ってみる人」は、買って失敗する可能性もありますが、今日からの料理をガラリと変えてしまうことだってあるのです。
 

缶詰と瓶詰

「ごくらくの食卓」(主婦と生活社)に「輸入物の缶詰や瓶詰」があります。

輸入物の缶詰や瓶詰には心動かされる
とにかくデザインが圧倒的にいい
台所に置いてあるだけでも嬉しい
いったいどうやって使うんだろう、という謎が解明されぬままに思わず買ってしまったりする
注意書きが英語でも、何のこっちゃさっぱりわからん、ということもある
輸入物の缶詰や瓶詰も、眺めるだけじゃなくて使う時は使うのだ

(28ページより一部引用)

よくわからないけど、買ってみる

ケンタロウさんは、デザインが好きです。
デザインが好きという理由で、モノを買います。

いったいどうやって使うんだろう、という謎が解明されぬままに思わず買ってしまったりする

ケンタロウさんは、「わからないから、買ってみる人」です。
デザインが好きで買ったので、「わかる・わからない」「使える・使えない」は二の次です。

つい「安いから」「便利だから」「いつも使ってるから」という理由で買い物をしがちです。
もちろん、それも一つの買い方です。
間違っていません。
でも、ちょっと視点を変えてみるだけで、世界はグンと広がります。
ほんのちょっとの視点です。
「あ、オシャレな缶詰だな」でいいのです。
それだけです。
収納棚にオシャレな缶詰があるだけで、キッチンに立つのが楽しくなります。

「安いから」「便利だから」「いつも使ってるから」では、世界は広がりません。
視点が同じだからです。
視点が同じということは、見える景色も同じです。
今より世界を広げるには、視点を変えることです。

そのためには、
・よくわからないけど、買ってみる
・よくわからないけど、使ってみる
・よくわからないけど、やってみる
がポイントです。

「わかってから」ではなく、「よくわからないからこそ」です。
よくわからないから買わない、使わない、やらない、は普通です。
むしろ、老化していきます。
知ってること、わかることだけやっていると、どんどん老化していきます。
刺激がないからです。
筋肉も、じっとしているとどんどん衰えていくのと同じです。
鍛えることで、ようやく現状維持が保てるのです。

ケンタロウさんは「何のこっちゃさっぱりわからん」と言いながらも、実際使ってみると、「ああ、こういう使い方もあるのか」とわかるのです。
「次はこんなこともやってみよう」「こういうアレンジもできる」といろんなアイデアが出てきます。
それが気づきです。
「わからないから、使わない」は「成長したくない」と同じです。
「よくわからないから、使う」のです。
失敗してもいいのです。
失敗も、一つの気づきです。
「わからないから、買わない人」は、失敗すらできないのです。

いかすカンヅメ ビンヅメたち

ホールトマトトマトの水煮
ソースや煮込みに


 

チリビーンズ温めてトーストにぬるとか


 

チリソース辛い、うまい


 

チーズスプレッドこういうの嬉しい

いかすカンヅメ / おまけ

ケンタロウさんが好きそうなデザインの缶詰を見つけました。

写真やイラストもなく、文字のみのトマトソースはかなり珍しいです。

瓶が好き

ケンタロウさんは、瓶が好きです。
ムック本に、その思いが載ってます。
 


 
トマトソース系は瓶詰めが多いです。