「ああ、腹立つ」に、ケンタロウさんのコラム収録
- 2019.01.13
- ケンタロウさん
「ああ、腹立つ」(新潮文庫)に、ケンタロウさんのコラムが収録されています。
ああ、腹立つ
新潮文庫
2004年9月発売
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生きる権利
「ああ、腹立つ」は、「小説新潮」に連載されていた「腹立つ日記」を編集し、文庫化したものです。
「怒る私が悪いのか?」に、ケンタロウさんの「生きる権利」が載ってます。
カラスの話です。
カラスに腹が立っているのではなく、人間にです。
正確に言えば、東京都知事です。
冒頭の「カラスが好き、という人はいないのだろうか」を読んで、私はすぐにピンときました。
カツ代さんの「愛しのチー公」(筑摩書房)を読んでいたからです。
この本にも、カラスの話が出てきます。
カラスも人間も、生きている
ケンタロウさんは、人間の都合でカラスを排除するのはおかしいと怒ってます。
人間が生きてるように、カラスも生きてるのです。
カラスは害鳥ではなく、カラスの住んでた環境を人間が壊したから、人間の住む区域に来てるだけなのです。
カツ代さんもケンタロウさんも、カラスにエサをあげています。
カラスをカラスとして見ているのではなく、生き物として見ています。
人間と同じ生き物です。
同じ命なので、分けません。
分ける理由がないのです。
カツ代さんもケンタロウさんも、生き物が大好きです。
好きだから、粗末にはできないのです。
生き物を粗末にするのは、自分を粗末にするのと同じなのです。
ボール遊びしたいカラス
白クマとカラスの攻防
ケンタロウさんは白クマが大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=c-ojscuSq0k?start=164