【ケンタロウさん】ちょっとうれしいことに気づけると、毎日が明るくなる。

ケンタロウさんは、いつも「普通」を大事にしています。

ケンタロウさんの肩書きは、料理家であったり料理研究家と言われています。
でも、それは便宜上の肩書きであって、本人は「研究家」というほど大それたことはしていないと思っているでしょう。

レシピも、ケンタロウさんが編み出したテクニックやケンタロウさんだけしか作れない味は出てきません。
「普通」のレシピばかりです。
ケンタロウさんが「なんでもないこと」が好きだからです。
「なんでもないこと」はわざわざ言うことではありませんが、結局、「なんでもないこと」が一番強いのです。

ケンタロウの121レシピ なんでもありッ!

「ケンタロウの121レシピ なんでもありッ!」(学研)のまえがきで、こんなことを言ってます。

なんでもないものだけれど、楽しくておいしくてうれしい、そういうふうに料理がしたいし、そういうものが食べたい

 

ケンタロウの恋するハッピーメニュー

講談社のウェブ連載「ケンタロウの恋するハッピーメニュー」の「納豆めん」では、こうあります。

なんでもなくておいしいもの、生活が少ぉしだけうれしくなるもの、そういう料理を作りたい

 

ケンタロウの恋するハッピーメニュー【納豆めん】

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「少ぉし」が、ポイントです。
「とても」や「とんでもなく」ではなく、「少ぉし」です。
もちろん、「とてもうれしい」がいいに決まってます。
でも、「とてもうれしい」は、特別なことだから「とてもうれしい」のです。
いつも「とてもうれしい」はありません。
「とてもうれしい」は長続きしません。
「とてもうれしい」が普通になってしまうと、「とてもうれしい」ではなくなってしまいます。
感覚が麻痺してしまうのです。

ラザニア

ケンタロウさんは、小さい頃からラザニアが好きでした。
でも、めったに作ってくれなかったそうです。
カツ代さんがごちそうにしておきたかったからです。
いつも作っていたら、ただのおかずになってしまいます。
食卓に出てきても、目がキラキラすることはありません。
めったに出てこないから、「わぁ、ラザニアだぁ」とうれしいのです。

「少しうれしい」は、料理に限ったことではありません。
すべてのことに当てはまります。
1つでもちょっとしたうれしいことに気づくと、どんどん気づけるようになります。
実は、身の回りにはちょっとしたうれしいことがたくさんあります。
ただ、気づける人とそうではない人がいます。
探す必要はないのです。
気づくだけでいいのです。
ケンタロウさんの「少しうれしい」は、毎日の生活を明るくするキーワードなのです。

今できること目の前の幸せに、気づこう。