【ケンタロウさん】料理は、正しさより、楽しさ。

ケンタロウさんは、小さい頃から母カツ代さんのお手伝いをしていました。


 

子供たちはハイハイのころから台所へ入り込んてきた
台所は親にとっては危険がいっぱいだけど、子供にとっては驚きや好奇心に満ちた魔法の国

引用:ママがせんせい
学陽文庫

ケンタロウは、本当に子どもの頃から台所が好きな子でした

引用:カツ代流しあわせごはん ケンタロウ流ウマイめし
講談社

自分も子供になってみる

料理をしている時、キッチンに小さな子供がいると、つい邪魔者扱いしてしまいがちです。
私も、よく母に「邪魔だから、あっち行ってて」と言われました。
それでもしつこく覗き込んで、感情的に怒られたことが何度もあります。
それくらいに料理をしてるところは面白いのです。
子供は親を邪魔しよう、困らせようと思って、キッチンに入るのではありません。
面白そうな場所だから、やってくるのです。
キッチンは、楽しい場所なのです。
それなら親もエンターテイメントとして楽しまないともったいないです。
自分も子供になってみるのです。
親目線ではなく、子供目線です。

料理は、おいしく、楽しく

料理は、ちゃんとしなくちゃいけないという思い込みがあります。
火も刃物もあるので、最低限の安全は大事です。
それさえクリアできていれば、楽しんだ者勝ちです。
真面目に作るだけが料理ではありません。
まずは楽しんでるかどうかです。
おいしい・まずい以前の問題です。
いくら味がよくても、作ってて楽しくなかったら、それは「おいしい」ではありません。
楽しいから、おいしいのです。
「おいしいけど、楽しくない」は、それはおいしくありません。
料理も、人生も、楽しんだ者勝ちなのです。
 

今できることトラブルも、楽しもう。