ケンタロウ本も手がけたデザイン事務所のデザインとは

「誰も教えてくれないデザインの基本」を読みました。
細山田デザイン事務所の本です。


細山田デザイン事務所と聞いて、ピンとくる人は、ケンタロウ本を持っている人です。
ピンとこなくても、もしかしたらあなたが持ってるケンタロウ本は、細山田デザイン事務所のデザインかもしれません。

◉参照

「ケンタロウ 1003レシピ」などをデザインした細山田デザイン事務所

 

この本には、本や印刷物がどのようにして作れられるのかがとても細かく、そしてわかりやすく書かれてあります。
パラパラとめくっただけでも、本がなんとなくで作られてないのがよくわかります。

たとえば、料理本一つとっても、本のサイズや紙質、ページ数はどうするのか。
写真と文字の割合とその配置、フォントの種類や大きさ。
イラストは必要か、表紙はどんな感じするのか、カバーを付けるのか…
そういった様々な決めないといけない要素があるのです。

「イラストはどんなときに使えばいい?」では、
「どんなに小さくても、イラストが与える影響は大きい。
安易には考えないで」とあります。

ケンタロウ本には、たいていケンタロウさんが描くイラストが入っています。
イラストが入るのと入らないのとでは、感じる印象はまったく違います。
イラストがあった方が、よりケンタロウさんらしさを感じます。

ただ、イラストばかりだと、全体のバランスが崩れてしまいます。
そのバランスを取るのが、デザイナーさんです。
デザイナーさんは、どうやったら本がきれいに見えるのかを、常に俯瞰の目で全体を見てくれているのです。

この本の巻末には、細山田デザイン事務所が手がけたケンタロウ本として、
「日の出食堂」と「1003レシピ」が紹介されています。

デザインとは関係ないのですが、この「誰も教えてくれないデザインの基本」はとてもいい匂いがします。
紙なのか、インクなのかはわからないのですが、なんとも魅力的な匂いなのです。
匂いフェチにはたまらないです。
つい本に鼻を近づけて、ずっとクンクンしてしまうほどです。
気になる人は、ぜひ本屋さんで匂ってみてください。