ケンタロウ本も手がけたデザイン事務所のデザインとは

「誰も教えてくれないデザインの基本」(エクスナレッジ)を読みました。
細山田デザイン事務所の本です。

誰も教えてくれないデザインの基本

 

細山田デザイン事務所と聞いて、ピンとくる人は、ケンタロウ本を持っている人です。
ピンとこなくても、もしかしたらあなたが持ってるケンタロウ本は、細山田デザイン事務所のデザインかもしれません。

細山田デザイン事務所

 

 

「誰も教えてくれないデザインの基本」には、本や印刷物がどのようにして作れられるのかがとても細かく、そしてわかりやすく書かれてあります。
パラパラとめくっただけでも、本がなんとなくで作られてないのがよくわかります。

たとえば、料理本一つとっても、サイズや紙質、ページ数はどうするのか。
写真と文字の割合とその配置、フォントの種類や大きさ。
イラストは必要か、表紙はどんな感じするのか、カバーを付けるのか…
そういった様々な決めないといけない要素があるのです。

「イラストはどんなときに使えばいい?」では、
「どんなに小さくても、イラストが与える影響は大きい。
安易には考えないで」とあります。

ケンタロウ本には、たいていケンタロウさんが描くイラストが入っています。
イラストが入るのと入らないのとでは、感じる印象はまったく違います。
イラストがあった方が、よりケンタロウさんらしさを感じます。

ただ、イラストばかりだと、全体のバランスが崩れてしまいます。
そのバランスを取るのが、デザイナーさんです。
デザイナーさんは、どうやったら本がきれいに見えるのかを、常に俯瞰の目で全体を見てくれているのです。

細山田デザイン事務所のケンタロウ本

巻末には、細山田デザイン事務所が手がけたケンタロウ本として、
・ケンタロウの日の出食堂(ベネッセコーポレーション)
・ケンタロウ 1003レシピ」(講談社)
が紹介されています。

 

いい匂いがする

デザインではないですが、この「誰も教えてくれないデザインの基本」は、とてもいい匂いがします。
ドンピシャで、私の好きな匂いです。
紙なのか、インクなのかはわからないのですが、なんとも魅力的な匂いです。
匂いフェチにはたまりません。
つい本に鼻を近づけて、ずっとクンクンしてしまうほどです。
気になる人は、ぜひ本屋さんで匂ってみてください。