ケンタロウさんへの思いは、文章に出る。/まとめサイト

ケンタロウさんのことを検索していたら、まとめサイトが目に入りました。

経験上、まとめサイトにはとんでもないネタが多いのは知ってます。
案の定、とんでもなかったです。

私の Instagram の画像を発見

ネタそのものはどうでもいいのですが、私の Instagram の画像が使われていました。
Instagram が提供する公式の埋め込み機能を使ってるので無断転載ではないのですが、そういうネタでは使ってほしくありません。
親切なサイトなら「転載しますね」という連絡があってもいいはずですが、それもありません。
すぐに削除依頼のメールを送りました。

そのサイトのことを調べてみたら、パクリとコピペだらけで著作権侵害がひどいサイトらしいというのがわかりました。
記事を読んだだけでもわかります。
削除要請しても無視するそうです。

記事中のほとんどが私の画像で、見る人によっては私が書いてるように思われてしまいます。
いくらルール上は問題ないとはいえ、意図しない使われ方は無断使用と同じです。
「ケンタロウの現在の姿に迫ります」とありますが、ただ検索してコピペしてるだけです。
なにをどう迫ってるのかよくわかりません。

思いがないと雑な仕事になる

文章を読んでいて変な箇所がいくつも見つかりました。
もともとは画像に紐付けて文章を書いていたようです。
ところが、無断使用の画像だったらしく、それを一旦削除して、そのあとそこにいろんな人の Instagram 画像を引っ張ってきているのです。
でも、文章はそのままなので、文章と新たに貼り付けた画像がまったく一致してないのです。
洗濯機の画像なのに「おいしそうな牛丼ですね」と言ってるようなものです。
ライターとしての最低限の校正や見直しもせずに画像だけをアップしたことに驚きました。
「どんだけええ加減な仕事しとんねん」と呆れます。
サイト管理者のチェックもなしという野放し状態なのもわかりました。

削除依頼のメールを送ったところで、無視されると思ってましたが、後日チェックしてみたら削除されてました。
文章も修正されてましたが、内容はひどいままでした。
骨組みがムチャクチャな家なのに壁や内装をやり変えてもムダなのと同じです。

思いは文章に出る

今回の件でわかるのは、そのライターさんにはケンタロウさんへの愛がないのです。
これに尽きます。
思いや愛があるかどうかは、読んでる人はすぐにわかります。
愛がない文章はいくら読んでも伝わりません。
文章に温度がないからです。

この記事を書いたライターさんは、ケンタロウさんのことは好きではありません。
そもそも興味すらないかもしれません。
もし好きならそんな記事は書けないからです。
なんの思いも感情もないからあることないことが好き勝手に書けるのです。
しかも、ほとんどが事実に基づいて書いてません。
引用のレベルを超えていて、コピペのパクリどころかもう創作に近いです。
もしライターさん自身が取材をして書いたなら他人の画像を使う必要はありません。
「だそうです」「していたそうです」がオンパレードの変な文章にもなりません。

すべてに愛を込める

何をするにもそこに愛が込められているか、は大事です。
愛さえあれば何をやってもいい、は言い過ぎですが、少なくとも愛がないとダメです。
何をするにも、です。
仕事も、料理も、キスも。
 

今できること愛のある仕事を、しよう。