「暮しの手帖」に、ケンタロウさんの4つのフレンチトーストレシピ

暮しの手帖
2008年6-7月号
暮しの手帖社
「ケンタロウのフレンチトースト」

暮しの手帖社 | 暮しの手帖 第4世紀34号

「日曜日のための4つのレシピ」として、ケンタロウさんのフレンチトーストレシピが紹介されています。

撮影は、齋藤圭吾さんです。
齋藤さんといえば、雑誌「クウネル」(マガジンハウス)でもケンタロウさんを撮影されていますし、
熊谷隆志さんのブログにも登場されています。

熊谷隆志さんのブログで、ケンタロウさんを発見

4つのフレンチトースト

・基本のフレンチトースト
・ブリオッシュのフレンチトースト
・イングリッシュマフィンのフレンチトースト
・厚焼きフレンチトースト

大きな写真付きで各レシピが紹介されていて、雑誌なのに、ケンタロウ本と錯覚してしまいます。

フレンチトーストは特別であってほしい

レシピだけでなく、インタビューではフレンチトーストの思い出をたっぷりと語ってくれています。
レシピはなくても、このインタビューだけでも読む価値があります。

「フレンチトーストは毎日食べる当たり前のものになってはつまらない」は、深いです。
好きすぎるからこその思いです。
小説の書き出しにも使えそうな名文です。

つい好きなものは毎日のように食べたくなりますが、ケンタロウさんはそこをあえて非日常な食べ物であってほしいと願います。
ストイックですが、結局は自分のためです。
クリスマスが毎週やってきたら、ワクワクしなくなります。
1年に1回だから、ドキドキできるのです。
12月26日からすでにカウントダウンは始まっています。
せっかくのごちそうも、いつも食べていたら、それはごちそうではありません。
ただの食事です。
食事とごちそうは違います。
食べ物だけの問題ではなく、時間や気分までも特別なのです。
その特別感を、自分の欲望のために削りたくないのです。
特別感は、いつもと違うからこそ味わえる贅沢な時間です。
それは、カツ代さんがいつも言っていたことです。
ケンタロウさんは、ちゃんとそれを守っているのです。
もちろん、当時のケンタロウさんは、「なんで食べさせてくれないんだ」と思っていました。
でも、母は貫いたのです。
ケンタロウさんの気持ちとは裏腹に、結果的には大正解でした。
フレンチトーストの味が、昔も今も格別だからです。

私は、自分には「当たり前のものになってはつまらない」と思えるものはあるかなと、ふと考えました。
あなたの、「当たり前のものになってはつまらないもの」は、なんですか。

 

今できることたまにはストイックになろう。

◉レシピもどうぞ

ケンタロウレシピ: フレンチトースト

「ケンタロウんちの食卓」(講談社)より
小林家のフレンチトースト