ケンタロウさんブログを長く続けるたった2つのコツ

先日、「ケンタロウブログを作る3つの方法」を書きました。


 

 
私はブログを始めたことで、ケンタロウさんのことがよくわかって、もっと好きになりました。
私がこのブログでやっていることも3つ紹介しました。

ムダ打ちしないのが、長続きのコツ

せっかくブログを始めるのですから、長く続けたいです。
読書感想文なら単発でもいいですが、3日坊主で終わるブログならやらない方がマシです。

長く続けるには、コツがあります。
経験上言えるのは、ケンタロウさんのことを思いつくままに書いても、すぐに力尽きます。
あっという間にネタ切れになってしまうのです。
最初のうちは書きたいことが山のようにあります。
「あれもこれも」と無尽蔵にネタがあるように思えるのです。
でも、ある程度書いてくると、当然のようにネタは減ってきます。
始めた頃の勢いも徐々になくなってくるのです。
息切れとネタ切れは、ほぼ同時にやってきます。
そこが最初の正念場です。
その時点で、続く人とそのままやめてしまう人にきれいに分かれます。
続く人は、「勢いだけで書いてはいけない」と気づいて、軌道修正します。
始めた当初は「あれもこれも書きたい」だけで乗り切れますが、勢いに頼らず、無表情のように淡々と書いていくことが長く続けるコツです。

あなたがケンタロウさんを好きな理由

ネタ切れしないコツは、あなたが好きなケンタロウさんの具体的なところを書くことです。
「具体的な」がポイントです。

あなたは、ケンタロウさんのどういうところが好きなのか。
料理なのか。
外見なのか。
声なのか。
文章なのか。
とにかく好きなところを具体的に挙げるのです。

たとえば、ケンタロウさんの好きなところを100個リストアップします。
100でも少なければ、500でも1000でも構いません。
ただ、100個挙げても、毎日1つ書いたとしたら3ヶ月でネタ切れになってしまいます。

ケンタロウさんの料理が好きな人は、必ず好きな理由があるはずです。
ケンタロウさんの文章が好きな人も、どういうところが好きなのかの理由があるはずです。
その理由を、100個書くのです。

100×100=10000
あなたが好きなケンタロウさんの100のことを、それぞれ100の理由で書けば、それだけで10000日もかかります。
10000日は、27年です。
まさに人生をかけた一大プロジェクトです。

書いてみるとわかりますが、好きなところはたくさんあっても、なぜ好きなのか100個も思い浮かびません。
そこが狙いです。
10個くらいなら、スラスラと言えます。
ところが、だんだんと考え込むようになります。
普段、ケンタロウ本を見ていても、自分はどういうところが好きなのかは深く考えません。
でも、100個挙げろと言われると、否応なしに考えることになります。
じっくり考えることで、自分は何が好きで、何に関心があるのかがわかるようになるのです。
ケンタロウさんのことを書いているのに、結局は自分のことがわかるのです。
それが自分を掘る作業です。
ブログを書くことで、自分の棚卸しになっているのです。

「ケンタロウブログを作る3つの方法」で、「あなたの”好き”は、あなたにしか書けない」と言いました。
ケンタロウさんの料理が好きな人は多いですが、その理由のほとんどが「味」「シンプル」「作りやすい」ばかりです。
みんなが言いそうなことを書いてるブログは、読んでいてつまらないです。
その他大勢になってしまっては埋もれてしまいます。
読者は、あなたしか書けないブログが読みたいのです。
そのためにも深く「掘る」のです。
まずは、みんなが言いそうなことを出し尽くしましょう。
そこからがスタートです。

好きな理由を100個挙げましょうと言いましたが、100が目的ではありません。
あくまでも目安です。
30でもいいのです。
大事なのは、なぜ好きなのかがわかることです。
「なんとなく好き」と「ここが好き」では、好きの度合いはまったく違います。
恋愛に置き換えるとよくわかります。
「顔が好き」と言われるより、「本を読んでる時の目つきとページをめくる指が好き」と言われる方が、ちゃんと見てくれているというのが伝わります。
ディテールで言われた方が、うれしさも違います。

私がケンタロウさんのことを書く時は、好きなことしか書きません。
好きなことだけに集中しているので、ブレません。
自分の好きなことばかりなので、当然偏ってきます。
それがオリジナリティです。
みんなが言いそうなことを書けばアクセス数は増えるかもしれませんが、当たり障りのない内容になってしまいます。
その分、オリジナリティはありません。
オリジナリティは、味です。
個性です。
偏っていいのです。
どんどん偏りましょう。
偏りこそ、あなたの魅力なのです。
 

今できること好きな理由を、100個見つけよう。