引っ張り出して読んだ料理本は、もしかしたらケンタロウ本かもしれない。/高山都さん
- 2020.01.30
- ケンタロウさん
「朝日新聞デジタル&w」で、高山都さんの連載を読みました。
高山都の日々、うつわ。
どんぶりの話です。
「まさか」と思い、グッと引き込まれました。
#14 どんぶりの中の夢。 | 朝日新聞デジタル&w(アンド・ダブリュー)
高山都の日々、うつわ。
どんぶりは特別な食べもの
だれにとっても特別な食べものがあると思う。
わたしにとってのそれは、間違いなく「どんぶり」だ。とくに熱々のごはんに
とろ~り卵がかかった親子丼やカツ丼はたまらない。
大きなどんぶりを持ち上げてハフハフ食べる。
そんな夢を、これまで何度見たことだろう。
引用ページ:#14 どんぶりの中の夢。 | 朝日新聞デジタル&w(アンド・ダブリュー)
書き出しは、まさに「とびっきりの、どんぶり」(文化出版局)そのものです。
「とびっきりの、どんぶり」のまえがきだと言われても、そう思ってしまうほどです。
のせるが勝ち。
これがどんぶりスピリット。
あつあつご飯に何かおかずをのせた瞬間から、さっきまではただのご飯とおかずだったものが”丼”になる。
引用:とびっきりの、どんぶり(文化出版局)
高山さんとケンタロウさんの文章をシャッフルさせたら、もうどっちがどっちかわかりません。
それくらい発想も表現も、よく似ています。
高山さんの Instagram でも紹介されています。
引っ張り出した料理本
何も予定のない休日。
あのどんぶりを使いたくて、親子丼を作ろうと思い立った。
でも、思えば家でどんぶりものを作ったことがほとんどない。
ふだんはあまり見ない料理の本を引っ張り出して読む。
引用ページ:#14 どんぶりの中の夢。 | 朝日新聞デジタル&w(アンド・ダブリュー)
もちろん、その本がなんなのかが気になります。
書名を書いて欲しかったと思う半面、書いてなかったことにホッとしています。
もしかしたらケンタロウ本かもしれないと思えるからです。
ケンタロウ本だったらうれしいですが、そうではなかった場合、はっきりと「この本です」と書かれてあると「ああ、違ったか」とハズレくじを引いた気持ちになってしまいます。
ケンタロウ本かもしれないし、ケンタロウ本じゃないかもしれません。
でも、きっとケンタロウ本です。
しかも、「とびっきりの、どんぶり」です。
たぶん、そうです。
「とびっきりの、どんぶり」を持っててくれて、ありがとうございます。
高山都さん
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近頃のワタシの日々は、まるでジェットコースターのようと言うか、高速道路を走る車のようなスピード感覚です。
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