【ケンタロウさん】たった10文字でも、1冊分くらいうれしい。

「小林カツ代のおかず大集合」(だいわ文庫)を読みました。

小林カツ代のおかず大集合

お客さまからピンチのときまでメイン料理84
小林カツ代
だいわ文庫
発売日:2014年6月
 

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タイトルの「大集合」の通り、ごはんに合うおかずがギュッと詰まったレシピ本です。
使う材料、作り方、ポイントがあるだけで、エッセイはありません。

カツ代さんのエッセイといえば、ケンタロウさんや姉のまりこさんがよく登場します。
レギュラーと言ってもいいくらいです。

エッセイはないので、出てこないだろうなと思いながら読んでいたら、ありました。

見出しで、発見

タイトルの横に「こんな料理です」といった見出しがあります。
その見出しに、ケンタロウさんがいました。

ハムとポテトの即席グラタン

わが息子の大好物

ニラレバ炒め

うちの息子も大好き

10文字で伝わる

1つだけかなと思っていたら、2つもありました。
2つとも、書き方は違いますが、同じことを言ってます。

わずか10文字に満たない言葉ですが、そこにいろんな思いが詰まってるのがわかります。
どんな風に食べて、どんな感じで喜んだのかも気になりますが、10文字だからこその深みが感じられます。

息子は誰

「ケンタロウ」とは書かずに、「息子」としているのもポイントです。
カツ代さんのことをよく知らない人にとっては、「へえ、息子さんがいるんだ」としか思っていないことも考えられます。
つまり、「息子」と「ケンタロウ」はイコールで繋がっていないかもしれないのです。
それはそれで面白いです。