Q&Aサイトで、料理が苦手な人への参考書としてケンタロウ本が紹介

Q&Aサイトの「料理は好きじゃないけど、なんとかしたい」の質問に、ケンタロウ本を紹介してくれている人がいました。

料理嫌いから、料理好きになった人への質問です

こんにちは!goo

料理ができなくても、恥ずかしくない

質問者さんは、「恥ずかしい質問」「仕事も趣味も頑張ってる」と言ってます。
まったく恥ずかしくありません。
趣味も頑張るものではないです。
この2つだけ見ても、この人はかなり真面目で曲がったことが嫌いなタイプです。

よく頭で考えてるだけで、ちっとも行動しない人がいますが、この人はちゃんと行動しています。
その時点で、問題の半分以上は解決しています。
しかも、普通の人よりよっぽど向上心があって、相当な努力家です。
「料理が好きではない」と言いながら、受講料を払ってまで料理教室にはなかなか通えません。
自分を責める必要はまったくないです。

経験値を上げる

料理は、経験値が大事です。
1回作ってダメでも、2回、3回、4回と作っていくと経験値が上がっていきます。
その積み重ねです。

料理が好きになったきっかけは人それぞれです。
その人にしかわかりません。
聞いたところで参考にはなりません。
それよりまずは自分の経験値を上げましょう。

徹底的に分析する

「料理はめんどくさい」と感じるなら、料理のどの作業の何がどうめんどくさいのか、徹底的に分析しましょう。
それも経験値につながります。
スポーツ選手が自分の弱点を分析するのと同じです。
苦手な部分がわかれば、あとはその対策をすればいいだけです。
「なんとなくめんどくさい」のと「これとこれがめんどくさい」は、次元がまったく違います。
自分は何がめんどくさいと思ってしまうのかわかることが大事です。

料理は科学

「理屈っぽく考えてしまう」とも言ってます。
それを利用して、思いっきり理詰めで料理すればいいのです。
ある意味、料理は科学です。
どの食材をどう調理すればどういう状態になるのか、分析するのです。
料理とは思わずに、実験と考えるのです。

たとえば、醤油と砂糖とみりんと酒を使うレシピがあったとします。
それぞれの調味料「あり」と「なし」の違い、
量の増減、
入れる順序、
タイミング、
など全部の組み合わせを作って食べてみます。
その気づきを事細かにノートに書いていけば、まさに理科の実験そのものです。
しかも、経験値はグンと上がります。
わざわざ高いお金を出して料理教室に行く必要もないです。

得意レシピは1つでいい

得意なレシピを見つけるのも大事です。
その時のポイントは、あれもこれも広げないことです。
最初は、得意レシピは1つだけでいいです。
ついたくさん得意レシピを広げたくなってしまいますが、まずは1つにしましょう。
その代わり、その1つは徹底的に作り込みます。
そのレシピが自分のものになる頃には、だんだんとコツやアレンジの仕方もわかってきます。
コツがわかることイコール経験値が上がった証拠です。
アレンジの仕方が見つければ、さらにアレンジの幅が広がり、網目状に料理のレパートリーが増えていきます。

13年経過

実はこの質問は、今から13年以上前に書き込まれたものです。
この30歳独身女性は、交際中の彼と結婚したのでしょうか。
その後、料理は好きになったでしょうか。
もし好きになったのなら、そのきっかけはなんだったでしょうか。

感謝

ケンタロウ本を3冊も勧めてくれた回答者No.7さん、ありがとうございます。
今でもケンタロウさんのことが好きでしょうか。
いろいろ聞いてみたいです。