どのケンタロウ本を買うかで、自分の「好き」がわかる。

私は「男子ごはんの本」シリーズ(角川書店)を持っていません。


「男子ごはんの本」を買わない理由

理由は2つあります。

一つは、私の中では「男子ごはんの本」は、ケンタロウ本ではないという位置付けだからです。
確かにケンタロウさんはメニューの題字を書くなど製作には関わっていますが、厳密にはテレビ番組の放送内容をまとめて書籍化したものです。

もう一つは、値段です。
「男子ごはんの本」は、税込1944円します。
「うわ、高っ」と思ったので買ってません。

一方、「ケンタロウ 1003レシピ」(講談社)は、税込2700円です。
即買いしました。

 

高いと思うのは、興味がないから

ポイントはここにあります。
高いと感じて買わないのは、そのモノがそれほど好きじゃないということです。
反対に、たとえ高くても買うのは、それだけ好きということです。

その値段が好きか嫌いかの基準、バロメーターになっているのです。
単なる値段が高い安いではないのです。

これは本に限った話ではなく、すべてのことに当てはまります。
たとえば、iPhone の新機種は毎年値段が上がり続けていますが、それでも新しいモデルが出るたびに買う人は iPhone が好きな人です。
「高い」「デザインがイマイチ」「使いにくい」と文句を言う人は、そもそも iPhone や Apple が好きではありません。
好きな人は、徹夜で並んでも欲しいのです。
車や服も同じです。

モノに対して文句を言うのは、そのモノが好きでないのです。
モノを選ぶ基準は、好きか嫌いかです。
値段が安いか高いかではありません。
好きではないモノを買うのが本当の無駄遣いです。

 

今できること好きなモノだけ、買おう。