【ケンタロウさん】人生には、サンドイッチが必要だ。

あなたのリュックには、サンドイッチが入っていますか。
最後にサンドイッチを入れたのは、いつですか。

「ごくらくの食卓」(主婦と生活社)の「はじめに」には、こうあります。

リュックの中にサンドイッチが入っているような毎日を送りたい
彼女や友達の分のサンドイッチもリュックに入れて、もうサンドイッチでリュックはパンパンなんて、あーしあわせ
んでレコードでも買いに行く
そういうことがしたい

私は、この「はじめに」が大好きです。
先日も、このことを書きました。
 


 
「はじめに」だけを読むと、「ケンタロウさんはサンドイッチが好きなんだな」と思いますが、読み進めると、実は予告編だったのだと気づくのです。

サンドイッチ

サンドイッチを持って出かけよう。
どこに行くんでもいい、とにかくサンドイッチを持って。
渋谷にレコード買いに行くんでも、近所の公園に行くんでもいい。
どこに行くんでもサンドイッチを持ってるのと持ってないのとでは気分が全然違う。
だまされたと思って一回サンドイッチを作ってリュックに入れて出かけてほしい。
歩き方だって違ってくるはずだ。
なんせリュックの中にはサンドイッチ、お腹がすいたらサンドイッチ、彼女にも半分あげよう…。

(68ページより引用)

「はじめに」も濃いですが、さらに濃厚度が増しています。
コッテリを超えてドロドロです。

表面上は「サンドイッチを持って出かけると楽しいよ」ですが、何度も読み返すうちにあることに気づいてハッとしました。
この話はサンドイッチのことではなく、人生の話です。
サンドイッチは、あくまでも比喩です。

リュックの中にサンドイッチがあると、楽しいです。
遠足気分で、ウキウキします。

あなたは、リュックにサンドイッチが入ってるような楽しい毎日を送ってますか。

これがこの話のメッセージであり、問いです。

今、楽しいかどうかは問題ではありません。
楽しみ方を持っているかどうかです。
「最近、なんだかツイてないな」と思っていても、楽しみ方さえ持っていれば、なんとか乗り越えられます。
リュックの中のサンドイッチは、楽しみ方のヒントです。

どこに行くんでもサンドイッチを持ってるのと持ってないのとでは気分が全然違う

「楽しみ方のヒントを持ってるのと持ってないのとでは気分が全然違う」ということです。

だまされたと思って一回サンドイッチを作ってリュックに入れて出かけてほしい
歩き方だって違ってくるはずだ

楽しみ方があるだけで、生き方は変わってくるのです。

お腹がすいたらサンドイッチ、彼女にも半分あげよう

イヤなことがあったとしても、何かしらの気づきや学びがあるはずです。
それをどう生かすかが人生の楽しみ方です。

楽しみ方を好きな人に教えてあげることで、好きな人もハッピーになれます。
ハッピーになれると、他の人にもハッピーにしてあげたくなります。
ハッピーのチェーンリアクションが起こるのです。

上の「サンドイッチ」を「楽しみ方」に置き換えて読んでみてください。
あなたのリュックには、どんなサンドイッチを入れますか。
 

チョコレートサンドイッチ

パンに板チョコをはさんだだけのサンドイッチというのもおいしい。
そういうのがあるとすごく嬉しい。
こんなこと誰も教えてくれないでしょ?

確かに教えてもらったことはありません。

うれしい顔

大好きなチョコサンドを食べると、だいたいこんな顔になります。

レコード

まずはレコード買って
ホイルに包んでく
帰りは手ブラ

このアルバムは「ケンタロウのおいしいラジオ」でも紹介しています。

 

牛乳

飲み物はやっぱ牛乳

Sandwiches