【好きな人にはわかる】ケンタロウ川柳/その16
- 2019.02.23
- ケンタロウさん
- ケンタロウ川柳・なぞかけ
ケンタロウさん好きな人にはきっとわかる、ケンタロウ川柳シリーズです。
好き嫌い
本音で語る
ケンタロウ
ケンタロウ本は哲学本
私がケンタロウさんが好きなのは、物事を本音で言ってくれるところです。
たとえば、「ケンタロウ+キッチンでおいしい生活」(ソニー・マガジンズ)のまえがきにこうあります。
料理なんて別にしてもしなくてもいい
ケンタロウさんは料理家であり、この本は料理をする人に向けて書かれています。
それなのに「料理なんてしてもしなくてもいい」は、言わなくてもいいことです。
ある意味、自分の立場を否定しています。
でも、ケンタロウさんはあえて言うのです。
大事なことだからです。
ケンタロウさんは料理のことを言ってますが、拡大解釈をすれば、人生にもつながっています。
「料理はしてもしなくてもどっちでもいいけど、料理にはした人にだけがわかる楽しさとうれしさがあるよ。どうする?」と問いかけています。
それは料理に限った話ではなく、仕事や恋愛でも同じです。
ケンタロウ本は、料理本の顔をした、哲学本なのです。
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ケンタロウ本には、問いと哲学がある