「新潮45」に、ケンタロウさんのロングインタビュー

新潮45
2010年9月号
新潮社

シリーズ「私と母」17 ケンタロウ(料理家)/歌代幸子

新潮45 2010年9月号 | 新潮社

連載「私と母」の第17回目のゲストがケンタロウさんです。

そのページを開くと、見た目はかなり地味です。
写真は白黒の1つのみで、字しかありません。
でも、濃いです。
濃すぎるくらいに、凝縮されています。
3段組みの7ページ、文字数にして7000文字以上です。

正直に言うと、読む前は、「どうせいつものゴシップ記事に違いない」と半信半疑でした。
ところが、読み進めるうちに、「あれ?」と変わったのです。

どこにもインタビューとは書かれてないのですが、「 」の発言があって、しかも知ってる内容が出てきたので、取材記事だと確信しました。

まず、ケンタロウさんの代表的な肉じゃがの話から始まります。
幼稚園の頃から米研ぎやインゲンの筋取りをしていたといったおなじみのエピソードを交えながら、ケンタロウさんがどう育ったのかが書かれてあります。

小林家のルール、
母の意外な一面、
小学5年のあの日、
としまえんの思い出、
唐揚げ事件、
料理家になった経緯、
小林健太郎からケンタロウへ…
など、30年分の歴史がギュッとまとめられています。

最後のぺージで、トーンが一転します。
母カツ代さんが倒れた話になるのです。
重い空気になりがちな話を、ライターの歌代さんは煽ることなく淡々と書いてくれています。

いろんな媒体で読んだ内容も多いですが、私が見た中では、一番情報量の多い記事です。
私は、読んだ瞬間に興奮してしまって、すぐにテキスト化して Evernote に保存しました。
それくらいに読み応えのある記事です。

「母が作る唐揚げは本当においしかった」にジーンときました。

新潮45 2010年9月号

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