【ケンタロウさん】一人で動ける人は、運をつかめる。
- 2019.01.02
- ケンタロウさん
年末年始の定番ニュースの1つに、混み合う駅や空港で、これから帰省や旅行する人へのインタビューがあります。
成田空港で、これから一人でスリランカへサーフィンをしに行く女性にインタビューをしていました。
「お一人ですか? 一人だと寂しくないですか?」
その女性は、笑いながら、こう答えました。
「ちょっと寂しいです」
女性は、「寂しくないですか」と聞かれた手前、流れで「ちょっと寂しいです」と答えてますが、本当は寂しくありません。
本当に寂しいなら、一人で旅行なんて行きません。
かなり前から計画していたはずですし、カートには大きなボードが積んであるので、本気です。
「一人で寂しくないですか?」と聞いてる時点で、この記者は一人で行動したことがないというのがバレてしまっています。
一人で行動したことがある人は、そんな聞き方はしません。
一人の贅沢さを知っているからです。
一人で行動したことがあるなら、「一人で時間を自由に使えて、サーフィン三昧ですね」と言うはずです。
一人イコール寂しいというのも発想そのものが寂しいです。
一人で動ける人は、運をつかむ
この記者が「ケンタロウのひとりごはん」(NHK出版)を読めば、「寂しい本ですね」と言うかもしれません。
まえがきには、こうあります。
おいしいと言ってくれる人がいないのは当然さびしいけど、一人の料理は楽しい。
どんな料理を何時にどれだけ食べても自由でサイコー
(要約)
誰かと一緒に食べる楽しさもあれば、一人で食べる楽しさもあります。
誰かと食べる食事が楽しくて、一人の食事はつまらないということではないのです。
確かにみんなで食べるのはおいしいですが、一人だからまずいということはありません。
一人で行動できない人は、チャンスをつかめません。
行動のスピードがどんどん遅くなるのです。
一緒に行動してくれる人を探してる間にチャンスが逃げてしまいます。
一人だとパッと動けるので、どんどん運をつかんでいきます。
運をつかめると、もっと一人で動きたくなって、ますます運をつかむのです。
一人だから寂しいという発想から卒業しましょう。
誰かを探す時間があったら、その間に一人で行動した方が早いし、運もつかめるのです。