「ケンタロウの基本のウチめし」の気になる2つのこと

「ケンタロウの基本のウチめし」(オレンジページ)を持ってる人は、裏表紙を見てください。



 
この裏表紙に、気になることが2つあります。

①文章を書いた人
②味噌汁のレシピ

「ウチめし」こそのぜいたく

この裏表紙の見た目は、かどやのごま油の広告です。
ただ、よく読むとケンタロウさんの文章であることがわかります。

自分でごはんを作ると、好きな材料で好きなようにできる。
それがウチめしのいいところ
たとえば、みそ汁にごま油をちょっと加えるのも、自分の家のダイニングテーブルでしかできない、味わえない、ウチめし。
豆腐といんげんのシンプルなみそ汁が、たちまち、元気の出るいかした一杯になる。
それがウチめしのいいところ。
おっと、熱いうちにいただきます。

クレジットの記載はありませんが、間違いなくケンタロウさんの文章です。
その理由は、次の2つです。

①反復法を使っている
ケンタロウさんはよく反復法を使います。
いろんな本の文章でもよく見かけます。

②いかす
「いかす」はケンタロウさんのお気に入りのフレーズであり、口癖です。
しょっちゅう出てきます。

この2つだけでも、この文章を書いたのはケンタロウさんです。

豆腐といんげんのみそ汁

味噌汁にごま油をかけている写真が載っていますが、実は、この味噌汁のレシピはこの本には収録されていません。
「もしかしたら他の本にあるかも」と思い探してみましたが、ありませんでした。
「豆腐と〇〇の味噌汁」はいろいろあったのですが、「豆腐といんげん」は見つかりませんでした。
意図はなかったにしろ、なぜないのか、気になります。