【ケンタロウさん】1000を目指しつつ、気負わず淡々とやろう。
- 2018.01.06
- ケンタロウさん
『「ケンタロウ 1003レシピ」を参考に作りまくるぜ』というブログを見つけました。
ケンタロウレシピ1000本ノックはじめます
料理をうまくなるために、新しい挑戦をすることに決めました。
ケンタロウレシピ1000本ノック
ブログでよく見かける「ケンタロウレシピを作ってみました」ですが、すでにタイトルに力が入りすぎていて、見る前から嫌な予感がしていました。
すぐるさんは「ケンタロウさんのレシピを作ることで、自分の経験値を増やせばケンタロウさんに近づけるのではないか」と、この企画を思いついた経緯を話してくれています。
でも、そもそもケンタロウさんのレシピなので、近づいてるというより、ただのマネです。
「1日1品作っても3年かかるから、1つ1つ丁寧に作る」とスタートしたのが、2015年8月2日です。
1品作って、それ以来止まってます。
嫌な予感は、見事に的中しました。
たったの1つで終わってしまって、最初の意気込みはどこにいったのでしょうか。
もはやノックではなく、1回素振りしただけです。
「ケンタロウさんを応援する意味もある」とも言ってるのですが、1品だけだとさすがに応援とは言いにくいです。
「目指せ ケンタロウ」さんと同じように、予断を許さないような事態が起こったかもしれません。
ノック1本目でバットが折れてしまった
2本目の直前でゲリラ豪雨になって待機している
2本目の直前で靴下の左右が違ってるのに気が付いて履き替えに帰ってる
ノックはやめてサッカーのリフティングを始めた
1人では打つのと捕るのはできないと気づいた
この人のポイントは、3つの「なかった」です。
①続けるコツを知らなかった
せっかく始めたのに、3日坊主で終わってしまうのはもったいないです。
いかに続けるかはとても大事なことです。
②「どこを目指すのか」のビジョンがなかった
なんとなく始めるのは、行き先を決めないまま、地図やコンパスを持たずにボートを漕ぐようなものです。
③本当にやりたいことなのかがわからなかった
1つで終わったのは、そもそもやりたいことではなかったのです。
実際にやってみて、自分には向いていないということに気づいたのです。
1000とまではいかなくても、ノックというからには、せめてもう少し続けてほしかったです。
ケンタロウさんに近づきたくて始めたはずなのに、近づくどころかどんどん離されてしまっています。
まだリタイヤしてないかもしれませんが、もう3年分以上周回遅れになっています。
ブログにするには、普通に作って食べるのとは違って、それなりに準備や段取りが必要です。
写真を撮ったり、トリミングしてアップロードしてと手間がかかります。
その流れが読めてなかった分、思った以上に苦痛だったのです。
「この手間を1000回もできないな」というのがわかってやめてしまったかもしれません。
私はこのブログを見た時、「ちゃんと続けなきゃ」と身が引き締まったのを、今でもよく覚えています。
ブログに限らず、何でもそうですが、いきなり1000にはなりません。
1を1000回積み重ねて、ようやく1000です。
ケンタロウさんも、いきなりケンタロウさんになったのではなく、1分1秒の積み重ねがあって初めて、あのケンタロウさんが出来上がったのです。
簡単にケンタロウさんに近づけたら、そこらじゅうケンタロウさんだらけです。
そういう意味では、毎日が1000本ノックなのです。