【ケンタロウ本】わかる人にはわかる「あら煮の秘密」
- 2019.08.19
- ケンタロウさん
ケンタロウ本には、わかる人にはわかる隠しアイテムがあります。
その1つが、『ケンタロウ「魚!」ムズカシイことぬき!』(講談社)の「またまたあっという間のあら煮」です。
またまたあっという間のあら煮
ヒントは、このメニュー名です。
「またまた」となっています。
ただの「あっという間のあら煮」ではないのがわかります。
他の「ムズカシイことぬき!」シリーズを読み込んでいる人だけがわかる隠しアイテムです。
実は、「ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!」の「アッという間のあら煮」の第2弾です。
一部材料が追加されていますが、基本的には調味料も作り方もほぼ同じです。
3つのニヤニヤポイント
コアなファンがついニヤニヤしてしまうポイントが3つあります。
①講談社の同じシリーズ
上記2冊とも講談社の、「ムズカシイことぬき!」シリーズです。
②同じメニュー名
あえて基本ラインは同じにして、「またまた」を追加することで、「他にもあるの?」と匂わせるところが憎いです。
③種明かしはしない
一番すごいのは、なぜ「またまた」なのかの説明がないことです。
真面目な人なら、
このメニューは2000年に出版された弊社「ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!」の別バージョンです
と書いてしまうところです。
一切説明しないことで、一段上の演出になっているのです。
カラマリ
『ケンタロウ「魚!」ムズカシイことぬき!』には、もう1つ種明かしのないメニューがあります。
「カラマリ=いかリング」です。
「イカリング」でいいのに、「カラマリ」を付けています。
しかも、「カラマリ」の説明はありません。
「カラマリ」は、元々はイタリア語で、イカの意味です。
「カラマリ」でもなく「いかリング」でもなく、「カラマリ=いかリング」とするところが、チームケンタロウのセンスです。
ケンタロウ本の隠れアイテム