【ケンタロウさん】食材のことがわかると、もっとおいしくなる。/アスパラガス

「ケンタロウのこれでよし!」(幻冬舎)にアスパラガスがあります。


アスパラガス

ちびっこのころは、アスパラガスといえば缶に入った白いやつだった。
あるときからグリーンのアスパラガスが台頭してきて、今やとって代わられた。
最近は、白アスパラガスの生も見かけるが、ふだん使うのは断然、グリーンのアスパラガス。
そもそもグリーンも白も同じ品種。
かたや日に当たり、かたや日に当たっていないという違いだけ。
白いほうは芽が伸びる前に、土を寄せて日が当たらないようにしたもので、グリーンは普通に日に当たって好き放題に伸びたもの。
ちなみに栄養も全然違うらしい。
やはり、日に当たっているグリーンのほうが栄養価が高い。
白いほうはほとんど栄養価はないみたいだけれど、おいしければそれでいい。
白は栽培量が少なくて貴重な存在。
家で食べるよりも、レストランでありがたくいただくものって気がする。
グリーンみたいに安売りはしないって感じで、それはそれでまたいい。
アスパラガスの横についている三角のヒラヒラがはかま。
このはかまを取るか、取らないか相談されることがある。
でも、好みなのでどちらでもいい。
ちなみに僕は、取りません。
レストランでは、茎の下の堅い部分は折って捨てている場合もある。
グッと曲げて、ポキッと折れるところで折って、上の柔らかい部分のみ使って下は捨てる。
でもそんなことはおれにはできない。

引用:ケンタロウのこれでよし!(幻冬舎)
126ページより

ケンタロウのおいしいラジオ

「ケンタロウのこれでよし!」は、TBSラジオ「ケンタロウのおいしいラジオ」の内容をまとめた本ですが、2009年5月18日からの放送回が「アスパラガス」でした。

アスパラガス|ケンタロウのおいしいラジオ

ホワイトアスパラガス

下の記事に、ケンタロウさんと同じ話が出てきます。
 

アスパラガス、緑か白か ソフトな缶詰、懐かしい食感|NIKKEI STYLE

「ねえ、アスパラ何本くらい食べる?」


 

食べる象牙・貴婦人の指

 

アスパラガス|ホクレン農業協同組合連合会

大地から緑の穂先が顔をのぞかせると、春の到来を感じます。

缶詰


瓶詰め


グリーンアスパラの歴史

上の記事には、こうあります。

・ホワイトしかない時代があった
・グリーンアスパラの歴史は意外に新しい
・ホワイトとグリーンが逆転するのは1980年代終わりになってから
・今は流通量の大半がグリーンアスパラ

下記ページに、グリーンアスパラの消費量のグラフがあります。

榊原英資の食卓の向こうに

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ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスの違い

 

アスパラガス ホワイトとグリーンの違いとは|味の農園

グリーンアスパラガスは春先から芽が出始め、秋まで収穫できます。

アスパラガスのはかまは取った方がいいのか

 

アスパラのはかま取りはしたほうがよいのでしょうか?

アスパラの下処理方法を調べていると 「アスパラのはかま取りをして・・・」 と書かれていませんか?


 

アスパラガスの収穫は手作業

場所は忘れてしまったけれど、アスパラガスの畑に行って、実際に刈り取りをしたことがある。
まるで大きなツクシみたいに、土の中からニョッキニョッキと出ていた。
いろんな太さで生えてるけど、長さが一定の基準になったら全部刈り取ってしまう。
しかも一本一本、鎌で。
人の手で。
だから、堅い部分も皮をむいて、大事に食べたいと思うのです。

引用:ケンタロウのこれでよし!(幻冬舎)
128ページより
 

座って収穫