「これ欲しい」と思った時が、買い時だ。/ケンタロウ本

買い物あるあるの一つに、買おうかどうしようか迷っている時に、「保留」の選択肢を増やしてしまうとさらに迷ってしまうというのがあります。

<2>ケンタロウ本が欲しい

「今一番欲しい本」として、あるケンタロウ本を挙げている人がいました。

ポイントは3つです。

①ずっと前から迷っている
②本屋さんに買いに行ったらその本が汚れていて買わなかった
③結局、買ってない

①ずっと前から迷っている

「ずっと前」がどのくらい前かはわかりませんが、ここ数日の話ではないでしょう。
ずっと前から迷っているのに買っていないのですから、それは欲しい本でありません。
本当に欲しかったら、すぐに買っています。
この人は、そのケンタロウ本が「一番欲しい」と言っています。
「一番」なのに買っていないということは、少なくとも「一番」ではありません。

たとえば、欲しいモノがあった時に「ちょっと迷ってるから、一晩考える」はよくあります。
翌朝になってもやっぱり欲しかったら買います。
「よくよく考えてみたら、それほど欲しいモノでもなかった」ということもあります。
寝ることで冷静に判断することができたのです。
この場合の保留は、「明日まで」の期限付きです。
「明日の朝までは迷っていい」の期限があったから決めることができたのです。
「いつまでも迷っていい」だと、結局、いつまで経っても決めることはできないのです。

②本屋さんに買いに行ったらその本が汚れていて買わなかった

本屋さんで、欲しい本が汚れていることはたまにあります。
本当に欲しい本なら、レジで在庫はあるか聞いてみます。
在庫がないなら、その場で注文するか、スマホから注文します。
それが欲しい時にする行動です。

その人は Amazon で買おうと思ったそうですが、買っていません。
「どうせ買うなら他のモノも一緒に…」と思いながら、買っていません。

③結局、買ってない

いろいろ買ってない理由を挙げていますが、ひと言で言えば、欲しい本ではないのです。
それに尽きます。
欲しい本なら、あれこれ言わずすぐに買っています。
そういうものです。

「欲しい」と思った時が買い時

あらゆる買い物は、「欲しい」と思った時が買い時です。
テンションが上がって「欲しい」に「っ」が付いた「欲しいっ」の状態の時に買うことです。
「どうしようかな」と迷えば迷うほどどんどん買わない方向にいってしまいます。
迷うことは悪いことはありません。
迷ってもいいのです。
どうしても迷う時は、「夜9時まで」「今日中」「明日まで」のように短めの期限を付けることです。
期限を超えてもまだ迷っている時は、それは欲しいモノではないのです。