ケンタロウさんが感動した「男おいどん」の巨大ビフテキ

「最もくだらない」と言いながら、とてもおいしそうな顔をしながら食べるケンタロウさんが印象的です。

タテだかヨコだかわからんビフテキ

YouTube で巨大ステーキを焼く動画を見ていて、ふと思い出したのが「空想お料理読本2」(メディアファクトリー)の「タテだかヨコだかわからんビフテキ」です。

空想お料理読本2
ケンタロウ/柳田理科雄
(メディアファクトリー)
発売日:2011年1月
 


 
「タテだかヨコだかわからんビフテキ」は、松本零士さんの「男おいどん」に出てくるのですが、ケンタロウさんも知らなかったそうです。

 

あのマンガ飯再現なるか!?肉山 名古屋が挑む「男おいどん」の巨大なサイコロステーキ「タテだかヨコだかわからんビフテキ」 | Chuun Press

中京テレビで11月3日(土・祝)に放送された「ドラマ」と「漫画」と「ドキュメンタリー」を合体させた新感覚グルメドラマ「マンガ飯 凄腕シェフが本気(マジ)で再現」。

巨大ビフテキを焼いてみる

ケンタロウさんが取り出した塊の肉をフライパンに乗せて「漫画の通りの画ですね」とテンションが上がります。

宣伝動画で、その一部を見ることができます。
(58秒〜)

理科雄さんが「おばあさんは箸としゃもじで焼いていた」と言うと、ケンタロウさんは「人間とは思えないですね」と驚きます。

早速焼いていくのですが、まず火加減がわかりません。
それもそのはずです。
焼いたことがないので、仕方ありません。

想像でしかない
経験が生きない

完全に火が通るには、計算上では28時間かかる

理科雄さんは冷静に計算します。

ケンタロウさんは、とりあえず肉に芯温計を刺してみますが、上がるどころかどんどん下がるのです。
つまり、中はまだまったくの生です。
40分焼いて、ようやく温度が上がり始めます。
弱火でじっくり1時間焼いて、出来上がりです。

焼けた塊肉をお皿に乗せて、「くだらない」と笑いが止まりません。

これは僕が今まで作り出したものの中で最もくだらないですね

そう言いながらも、その顔はとても楽しそうです。

(作ることができて)僕は感無量

焼くには根性がいる

時間も手間も、何よりお金がかかります。

野菜いく気にならない

映像ではそう言っていて、本にも

本当にうまい肉だと付け合わせはいらない
ひたすら肉だけでもいいということがわかっちゃいました

とあります。

これはうまいわ

と何度も言うほどにおいしい肉だったようです。
もちろん、理科雄さんも大満足です。

The Perfect THICK Steak

最初に紹介した動画が、これです。

https://www.youtube.com/watch?v=eDhycaHguL4?start=146

部位も焼き方も違いますが、イメージはよく似ています。
2時間焼いても、この赤さです。
ほとんど火が入ってません。
中まで火を入れるのがいかに難しいかがよくわかります。
ちなみに、ケンタロウさんが焼いた肉は、中までしっかりと火が入ってます。

5 POUND STEAK!

これも、部位、焼き方が違います。

https://www.youtube.com/watch?v=nO4BU-IZFCQ?start=226

特典映像は必見