ケンタロウさんレシピを作っている人は、ケンタロウさんのDNAを取り込んでいる。

Instagram で、使い込まれた「ケンタロウ 1003レシピ」(講談社)を見つけました。

パッと見、まるで受験生の参考書のようです。
見た目こそボロボロですが、それほど愛されている証拠です。
本にしてみれば、本冥利に尽きます。
使い倒すという言葉がありますが、まさにその表現がぴったりです。
この本は2700円もしますが、ここまで使ってくれると、完全に元が取れています。
ケンタロウ本には珍しく、びっしりと書かれていて、余白があまりないのですが、作ってみた感想やポイントなども書き込まれてそうな感じもします。

作った数だけ、ケンタロウDNAを取り込んでいる

いったいどのくらいのレシピを作ってくれたのでしょうか。
この痛み方から想像すると、かなりの数を作ったに違いありません。
どのページにはどんなレシピが載ってるのかも覚えているでしょう。
最多登場回数のレシピはどれでしょうか。
表やグラフにしてほしいくらいです。

ケンタロウレシピを作れば作るほど、ケンタロウさんの味や好みが体にインストールされていきます。
体は、食べた物で作られます。
レシピ本を見ながら作っている人は、そのレシピを考えた人のDNAを食べているようなものです。
そういう意味では、この方の体は、ケンタロウさんとほぼ同じと言ってもいいです。
すっかりケンタロウ人なのです。