図書館で借りたケンタロウ本に書き込む人は、ケンタロウさんのことが好きではない。

図書館でレシピ本を借りると、濡れた痕が付いたページをよく見かけます。

紙は濡れると、独特のパリパリ感が出るのですぐにわかります。

つまみリスト

「つまみリスト」(文化出版局)にも濡れた痕がありました。

「つまみ」の本だけに、酔っ払ってバシャッとお酒をこぼしたのでしょうか。

本にうっかりお酒をこぼして濡らしてしまったのはしょうがないです。
そういうこともあります。
でも、公共の本を折るのはダメです。
意思を持って折ってる分、悪意を感じます。

どういう気持ちで折ったのか聞いてみたいです。
ページの端を大きく折るのはさすがに勇気がいります。
1ミリも罪悪感はなかったのでしょうか。
こういう人は、他の本でも折ってそうな気がします。
そんなに折りたいのなら、自分で買って好きなだけ折りまくりましょう。
全ページ折って、どこが見たかったページかわからなくするという遊び方もあります。

やっぱり肉が好き

「やっぱり肉が好き」(文化出版局)には、鉛筆で書いた印(マーク)のページもありました。
ページを折る、汚す、濡らす、切り取る、書き込む…、図書館の本は、やりたい放題にやられてます。
本への虐待です。
書き込みたい気持ちもよくわかります。
でも、この本はあなたのものではありません。

その印には2種類あります。
1つはチェックマーク(✔)、もう1つは✖マークです。
わざわざ書き分けてるのは、意味合いも違うからでしょう。
✔は作る予定、作った、要メモ(もしくはコピー)
✖はメモ(もしくはコピー)の必要なし、作らない、作ったけどまずかった

作ったのをわざわざ書き込む必要もないので、やっぱりメモかコピーのことでしょうか。

1個や2個ではなく、何ページにもわたって書き込まれてます。
せっかく気分良く借りたのに、こういうのを見てしまうと盛り上がったテンションも台無しになってしまいます。
鉛筆なのですから、書いたならせめて返却する前に消してほしいです。
おそらく少しは罪悪感があったので鉛筆で書いたのでしょう。
見つけた手前、そのまま返すのも気が引けるので、消しておきました。
手間賃代を請求したいです。

借りた本に書き込む人は、本が好きではない

ケンタロウ本に限らず、図書館で借りた本を折ったり書き込んだりする人は、その著者のことは好きではありません。
本そのものも好きではありません。
著者のことも本も愛していたら、そんなことはできません。
「誰も見てないからいい」は通用しません。
神様はちゃんと見ています。

 


ケンタロウ本を読むとコーフンする