【遺伝なのか偶然なのか】ケンタロウさんとカツ代さんのガーッと解説

ケンタロウさんとカツ代さんの料理の作り方の解説には、「ガーッと」が出てきます。

ケンタロウさんの「ガーッと」

その一部を紹介します。

ケンタロウごはん

「ケンタロウごはん」(主婦の友社)に「かれいのスープ煮」があります。

煮魚は強火でガーッと煮る。
これが鉄則。

引用:58ページより


ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!

「ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!」(講談社)には、2つあります。

調味料とあらを鍋に入れて、ふたをしてガーッと煮るだけのあら煮。

引用:「アッという間のあら煮」
28ページより

 

カツ代考案のうちの肉じゃがは、とにかく終始強火でガーッと煮る。

引用:「家宝の肉じゃが」
82ページより


KENTARO 料理パラダイス①

お気に入りのCDでもかけながら、ササッ、パパッ、ガーッと作る。

引用:KENTARO 料理パラダイス①(主婦の友社)
72ページより


ケンタロウのひと皿勝負

とにかく簡単でバーッと作ってガーッと食べてサッと出かける、というかんじでいきたいと思います

引用ページ:ふわふわ卵のっけじゃこごはん|ケンタロウのひと皿勝負より

カツ代さんの「ガーッと」

なんと「ガーッと」がタイトルのメニューがあります。

モロヘイヤのガーッ

モロヘイヤのガーッ | KATSUYOレシピ

強火でガーッとゆでるだけの簡単元気おかず

かぼちゃの煮物

やっぱり煮物で使っています。

かぼちゃは自然の甘みが強いのでだし汁も使わず、最初から水とごく少量の調味料でガーッと煮るの。

引用:小林カツ代さんちのおいしいごはん(講談社)
125ページより


ピリホカシチュー

ピリホカシチュー(タコ) | KATSUYOレシピ

材料をガーッとひと鍋で煮るだけ。タコは仕上げに。

つるつる納豆めん

つるつる納豆めん | KATSUYOレシピ

ネバネバ大集合! ガーッと混ぜて召し上がれ!

根菜中華鍋

根菜中華鍋 | KATSUYOレシピ

全部一緒にガーッと煮て、ワーッと食べて、また繰り返し、材料を薄く切るから、成せる技。

うつった説が濃厚

ケンタロウさんが「ガーッと」を使うのは、おそらくカツ代さんが使いまくっていたためにうつったのでしょう。
「たまたま偶然」にしては多過ぎます。
「親子は似る」です。
意図していなくても、毎日のように聞いていると、いつの間にか刷り込まれてしまうのです。

ワーッと

「ガーッと」を探していたら、「ワーッと」も見つかりました。
カツ代さんは、かなりのオノマトペ好きです。
さすが大阪人です。

ごまのワーッと焼きそば

ごまのワーッと焼きそば | KATSUYOレシピ

ワーッとごまだらけの焼きそばを食べてみませんか?

アジアンひやむぎ

アジアンひやむぎ | KATSUYOレシピ

豪快にワーッと混ぜて食べよう。

ツナそぼろの三色丼

ツナそぼろの三色丼 | KATSUYOレシピ

お手頃簡単。ワーッと混ぜて食べるのもよし。

ジャボッとは

気になった擬音があります。
それは「ジャボッと」です。

ケンタロウさんの「ジャボッと」

「ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!」の「フライパンすきやき」には、こうあります。

アツアツの甘辛お肉をジャボッと卵につける

引用:90ページより

カツ代さんの「ジャボッと」

「鴨せいろ」の解説に出てきます。

鴨せいろ | KATSUYOレシピ

鴨のだしと葱の風味のつゆにジャボッとくぐらせて。

ジャボン?

私は「ジャボッと」は使ったことがないのはもちろん、聞いたことすらありません。
検索しても、見つかりません。
たぶん小林家オリジナルの擬音表現だと思われます。
意味としては、水に飛び込むような「ジャボン」でしょう。
「ジャボッとって言うよ」という方がいれば、ぜひ教えてください。