【ケンタロウさん】丼であっても、ごはんの塊感を楽しみたい。/牛丼

雑誌「MAISHA マイシャ」の栗原友さんとの対談で、ケンタロウさんが卵かけご飯と牛丼の話をしています。

MAISHA マイシャ

(バルス/幻冬舎)

2012年2-3月号/No. 1
(2012年1月25日発売)

ケンタロウさんのキッチン訪問


完全に混ざりきってないところがいい

ケンタロウさん
(ご飯に)後から卵をかけるとバラつきが出ますよね。
でも最近、その混ざっていない所があるのがおいしいと思うようにもなりました。

栗原友さん
そう、混ざりきらない部分が大切。
昔は牛丼もつゆだくにハマっていたのですが、最近は汁がかかっていない白飯が残っている方がいい。

ケンタロウさん
わかる!
僕も汁なし派です。

引用:MAISHA マイシャ(バルス/幻冬舎)
2012年2-3月号より

ごはんの塊感

「SANKEI EXPRESS」連載「ケンタロウのひと皿勝負」に、「カレー炒めのっけごはん」があります。

ごはんに何かを乗っけるというのは何にせよ常に魅力的だ。
その代表はもちろん丼物で、親子丼や牛丼は、たとえば鶏の卵とじとごはん、牛肉の煮物とごはんがもし別々に盛られていたらそんなには輝かないのに、ごはんの上に乗っけた途端に燦然と光り輝く、まさにごはんに何かを乗っけるのはサイコーの法則を地でいくやつらだ。

納豆と生卵をよく混ぜたやつだってごはんに乗っけなければ始まらないし、麻婆豆腐をごはんに乗っけないこともちょっと考えられない。
ごはんに乗っけるだけでうれしくなる。
ごはんに味が染みていくあの感じはたまらない。

が、しかし、一方では、あんまり汁気がしみしみなのはちょっと、という意見もある。
ごはんはごはんとしてのうまさを味わいたい。
ごはんのなんと言うか塊感を楽しみたいと思うこともある。

実際カツ丼のカツとごはんをわざわざ別にした定食などもあって、それはそれでとてもよくわかる。
俺も牛丼を頼む時は「つゆ少なめで」と言う。

引用:カレー炒めのっけごはん|ケンタロウのひと皿勝負
 
牛丼

ご飯の白い部分

卵かけご飯も牛丼も、混ぜれば混ぜるほどご飯の白い部分はなくなります。
全部きれいに混ぜて食べるのがいいという人もいれば、ケンタロウさんや栗原さんのように混ざらない部分が残ってる方がいいという人もいます。
どちらもわかります。

私も、昔は卵かけご飯も牛丼もしっかり混ぜきって食べていました。
「しっかり混ぜる」がマイルールくらいに思っていました。

ところが、最近はご飯の白い部分が残るように、サックリと混ぜるだけにしています。
お米を味わいたいと思うようになってきたのです。
卵かけご飯や牛丼だけでなく、カレーもです。

つゆ抜き

 

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「つゆぬき」だぁぁぁあぁああああ!