「ありそうで、ない」ケンタロウさんメニュー/その1/ハッセルバックポテト
- 2019.12.11
- ケンタロウさん
「今日の気になった料理」シリーズをやっていることもあって、大量の Instagram 画像を見るのが日課になっています。
画像を見ながら、こんなことを思っていました。
「この料理はよく見かけるけど、ケンタロウ本では見ないな」
細かく挙げればキリがないですが、「Instagram ではよく見るけど、ケンタロウ本には出てこない料理」は意外に多いです。
そこで、「ケンタロウ本にありそうなんだけど、でも、ない料理」を、その理由も考えながら紹介します。
第1回目は、ハッセルバックポテトです。
ハッセルバックポテト
ハッセルバックポテトはスウェーデンのじゃがいも料理で、じゃがいもに細かく切り目を入れて焼くだけで作れる簡単メニューです。
ハッセルバックポテトの名前の由来
ハッセルバックポテトは、ストックホルムにある老舗ホテル「Hasselbacken」のレストランで働いていたシェフが1953年に考案したそうです。
Hotell Djurgården – Anrika Hotell Hasselbacken på Djurgården
Välkommen till Hotell Hasselbacken på Djurgården!
そのホテルの Instagram アカウントには、ハッセルバックポテトの由来が書かれてあります。
ハッセルバックポテトの作り方
いろんな作り方がありますが、大きく分けて3つのタイプがあります。
・じゃがいもの皮を剥く / 剥かない
・切り目に具材を挟む / 挟まない
・トッピングあり / なし
10種のハッセルバックポテト
ケンタロウ本にハッセルバックポテトがない理由
ケンタロウさんはじゃがいもが大好きですが、ハッセルバックポテトのメニューは見当たりません。
その理由は、ケンタロウさんのモットーにありそうです。
簡単で、おいしく、洒落っ気があって、現実的なもの
これをハッセルバックポテトに当てはめてみます。
・簡単
・おいしい
・洒落っ気がある
上記3つが該当します。
ただ、現実的かと言われると、微妙なラインです。
パパッとできないからです。
作り方自体はシンプルで簡単ですが、手間と時間はどうしてもかかってしまいます。
何個ものじゃがいもに切り目を入れる手間やオーブンで焼く時間が必要です。
もう一つ考えられるのは、「切り目を入れる必要があるのか」です。
「チマチマと切り目を入れずにザクッと切ってオーブンで焼いたらよくない?」はもっとな意見です。
Hasselback Potatoes