どう行動するかで、本気度がわかる。/ケンタロウさんのいなりずしレシピ

ケンタロウさんのいなりずしレシピを探している人がいました。

ケンタロウさんのいなりずしレシピを教えて

 

豚肉入り大根飯のいなりずし

質問者さんが探していたのは、NHK「きょうの料理」テキストの2006年3月号です。

・メニュー名も媒体もわかっている
・気がついたら次号になっていた
・今夜作りたい

即、注文

私はこれを読んで感動してしまいました。
この人は本気だからです。

気になってたいなりずしを「今夜作りたい」と思って質問サイトに書き込みます。
あいにくレシピはわからなかったのですが、諦めきれずに書店に注文したのです。
いかにそのいなりずしが作りたかったかがよくわかります。
「ちょっと」レベルだと、あっさり諦めます。
もしくは似たレシピで作ります。
でも、この人はどうしてもケンタロウさんのレシピで作りたかったのです。
本物と似たレシピでは、同じいなりずしでもやっぱり別物です。
納得度も違います。
たとえ作ってみてイマイチだったり思ってたのと違ったとしても、「ま、いっか」と納得できます。

おそらく数日後には、念願のテキストが届いたことでしょう。
真っ先にお目当てのページを開いて、「さ、作るぞ」とワクワクしている様子が目に浮かびます。
もしかしたらずっと「いなりずしの口」になっていたかもしれません。
実際に作ってみてどんな感じだったか、聞いてみたいです。
あれから14年経ちましたが、今でもそのテキストが本棚にあったらうれしいです。