【ケンタロウさん】自分で料理を作って幸福度を上げる。

Yahoo!知恵袋に、「夫に作ってあげた料理がまずいと言われる」という投稿がありました。

作った料理がまずい

料理が苦手です。 – Yahoo!知恵袋

料理が苦手です。

3つのポイント

ポイントは3つあります。

①喜んでもらいたくて作っている
②「まずい」と言われるので料理が嫌いになってきた
③何をどう頑張ればいいのかわからない

彼女は、「料理が苦手」と言っていますが、ちゃんと作ってるのでまったく料理ができないわけではありません。
「喜んでもらいたい」という気持ちもあって、義務感だけで作っているのでもありません。
そうは言っても、やっぱり「おいしい」と言ってもらえないのは、作った甲斐がありません。
あからさまに「まずい」と言われると心が折れます。

彼女の中では、答えはすでに出ています。
好みが違うのです。
お互いに違う好みを合わせようとするからつらいのです。
彼女は「自分ではまずいとは思わない」と言っています。
とびっきりおいしくはないかも知れないけど、それなりに食べることができるレベルです。
許容範囲なのです。
作った自分が満足なら、それで十分です。
せっかく作ってあげても「おいしい」と言ってもらえないのは、料理が下手だからではなく、好みが違うんだと諦めるしかありません。

自分で決定するとストレスにならない

堀田秀吾さんの「図解ストレス解消大全」にこうあります。

自分で決定することを繰り返すことで幸福度が増していく
料理をつくっているときに、横から「もうちょっと塩コショウ入れたら?」「ゆで過ぎじゃない?」などと言われると、「だったらもうつくるのやめる」と料理をつくりたくない気持ちになったりします(料理をつくらないという自由決定をとり戻す)。
ところが、自分1人で好きなようにつくると、たとえ味が微妙でも「自分は料理がうまいかも!」と達成感と満足感を得ることができます。
ストレスを感じる心理的リアクタンスに陥らないためにも、自己決定を下すことが大切というわけです。

引用:「図解ストレス解消大全」堀田秀吾
(SBクリエイティブ)
「自分で決定する」より


自分が食べる分は自分で作ろう

この際、夫には自分で作ってもらいましょう。
それがウィン—ウィンです。
そもそも人に作ってもらった料理にケチを付けるのはルール違反です。
文句を言うなら、自分で作るしかありません。
それが大人です。

自分で作った料理はうれしい

ケンタロウさんは、こう言います。

自分で作るのは、自分で作ったからこそのおいしさとうれしさがあるからだし、作ること自体だって、楽しくてうれしいからだ。

引用:ケンタロウの121レシピ なんでもありッ!(学研)
まえがき「おいしい」が大事より