料理がおいしく作れると、人生の幸福度も上がる。/ケンタロウさんのレシピ

おいしいものを食べるのは、とても大事なことです。

ケンタロウさんのレシピ

ミナトさんが大切なことを教えてくれています。

おいしいものには幸せにする力がある

「ふたりのハッピーメニュー」(講談社)には、こうあります。

おいしいものを作るのは、大事なことだと思うのだ。
おいしいものはそれだけで、その場を幸せにする力を持っている。

一部引用:「おいしいものと好きな人」(8ページ)より


「普通」のものを食べない

ミナトさんは自分が作った料理がおいしくて、幸福度が上がってきていることを実感しています。
ここがポイントです。
その時だけの幸せを求めるより、日々の幸せのレベルを上げていく方が重要です。
体の免疫力と同じです。

よく「それ、おいしい?」と聞くと、「普通」と答える人がいます。
可もなく不可もなくという意味です。
あまりいい感じはしません。
けなしてはいませんが、褒めてもいません。
不合格ではありませんが、合格でもありません。

「普通」のものを食べるなら、おいしいものを食べましょう。
何も高級なものを食べましょうということではありません。
自分にとっておいしいかどうかです。
ちゃんとしたものでなくてもいいのです。
体にいいか栄養があるかどうかも関係ありません。
おいしいのならファストフードやインスタント食品でもいいのです。
たとえちゃんとしたものでも惰性やなんとなくで食べていたら、だんだんと何も感じなくなっていきます。
食べることがどうでもよくなるのです。
当然、幸せのレベルは下がっていく一方です。
幸せのレベルを落とさないようにするには、おいしいものを食べるのが一番です。
すぐに「チェッ」と舌打ちする人は、おいしいものを食べていません。
おいしいものを食べると体も心も満たされます。
余裕が出てくるのです。
余裕がある人は、ちょっとしたことではイライラしません。
「なんか最近ギスギスしてるな」と感じたら、おいしいものを食べているか振り返ってみましょう。
おいしいものは、あなたの人生の幸福度を上げてくれるのです。
 

今できることおいしいものを、食べよう。