【本質は無視】偏愛視点で選ぶ4冊のケンタロウ本

以前、「私を構成する5冊のケンタロウ本」を書きました。

 


 
今回はマニアックな視点でケンタロウ本を選んでみます。
条件は、たった1つです。
「料理には触れない」です。
料理本なのに一切料理には触れないのは、それを生業とするケンタロウさんには申し訳ないですが、「ただただ好きな本」で選びました。

バーンと、うれしいおやつ

(文化出版局)

文化出版局

「文化出版局だから」というより、シリーズ化したことで「文化出版局のケンタロウ本」が1つのブランドになっています。
 

明朝体

私はフォントフェチです。
特に、明朝体系が大好物です。
文化出版局のケンタロウ本シリーズの本文には、どれも明朝体が使われています。
もうそれだけで贔屓してしまいます。

余白

余白の使い方が大好きです。
これは文化出版局のケンタロウ本シリーズの大きな特徴の1つです。
この余白があることで、長くじっくり読んでいても、まったく疲れないのです。

著者紹介

文化出版局のケンタロウ本シリーズの著者紹介文が大好きです。
普通、著者紹介文は味気ないのが多いですが、文化出版局のは「読ませる」紹介文になっています。
全シリーズに統一感があって、次はどんなことを書くんだろうとつい期待してしまいます。

ごはんのしあわせ

(ソニー・マガジンズ)


イラスト

この本には、ケンタロウさんが描いたイラストがあります。
イラストは他の本にも数多くありますが、94ページの熊さんの絵が好きです。

手書き

ケンタロウさんの手書きの文字があるのも、好きです。
手書きの文字があることで、味わいがグンと深くなります。

マスキングテープ

メニュータイトルがマスキングテープに書かれていて、手作り感が出ています。
こういう細かな気配りも好きです。

細山田デザイン

ブックデザインは、細山田デザイン事務所です。
 

木村拓さん

撮影は、木村拓さんです。
 

スタイリング

スタイリングは、ケンタロウさん自身です。
ケンタロウさんがスタイリングした本は、それだけで別格です。
 

ケンタロウのおいしいごはん 基本のABC

(講談社)


写真集

料理本というより写真集のような体裁が好きです。

コラージュ

「この本の魅力はコラージュだ」と言い切りたいです。
奥付けのコラージュを見るたびにコーフンしています。

スタイリング

この本のスタイリングも、ケンタロウさんです。

ケンタロウのひとりごはん

(NHK出版)


明朝体

明朝体を使っているというだけで、ポイントが高いです。

木村拓さん

この本の撮影も、木村拓さんです。

スタイリング

やっぱりケンタロウさんです。