【ケンタロウさんはこう育った】小林カツ代さん「ママがせんせい」ザックリまとめ

カツ代さんの育児書「ママがせんせい」を読みました。

ママがせんせい

キッチンは愉快なびっくり箱
(学陽文庫)


子どもも生活者

家族みんなが生活者
生活者に、男も女もない
それなのに料理や裁縫など、男と女で役割を分けるのはおかしい
そういう男女の差別意識を持つ親が多い

楽しくないこともやる

家事は楽しいことばかりではないということを教えるのも大事

あとがき

食べ物がただ生きていくためだけのものなら、食事マシーンさえあれば子どもは育つ
一人ぼっちで食べようと、インスタントものばかり食べようと、食べさえすれば生きていける
でも、食べることはそれだけではない

あとがきのあとがき

娘(まりこさん)が27歳、息子が26歳の時に加筆された再販版のあとがきに、グッときました。

子どもたちが成人するまでカツ代さんが大事にしていたのは「食べること」と思っていました。
ところが、実は「あなたたちが大好きよ」という心のメッセージだったと後になって気づいたそうです。
これこそ親の心、母の思いです。

復刊版

復刊版が復刊ドットコムから2018年11月に出ています。
帯には、ケンタロウさんの名前があります。
さらに、娘のまりこさんも寄稿しています。

 
高松市の本屋ルヌガンガさんのInstagramでも紹介してくれています。

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『ママがせんせい -食べてほしいもの・守ってほしいこと』 小林カツ代著/復刊ドットコム 1983年刊行され絶版になったものの復刊本です。 台所からの子育てアドバイス集のようなこの本には、小林家の台所で撮影されたという写真に幼い二人の姉弟(ケンタロウさんのエプロン姿がキュート!)が楽しそうに料理を手伝っている姿がたくさん掲載されています。 この復刊によせた長女の石原まりこさんの文章を一部抜粋 「私たち姉弟は、本当に小さい頃から台所に入り、さやえんどうの筋を取ったり、食事のセッティングや食後の洗い物等をしました。 この台所学校は、自分が親になってみると、とてつもなく大変で面倒なことだということが分かりました。 私の母はかなり多めの愛で、私たちを育ててくれました。この本では、そんな母の愛が端々に表れています」 我が家も、この本にあるゆで卵を糸で切ってもらう作業を、”ママがせんせい”になり、娘が生徒として行い、一品を作ってもらいました。 #本屋ルヌガンガ #高松 #香川 #本屋 #書店 #復刊ドットコム #小林カツ代

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育児書5部作

この本は、カツ代さんの育児書5部作シリーズの5部作目です。