【ケンタロウさん】食材のことがわかると、もっとおいしくなる。/レバーとニラと大根

「ケンタロウの日替り定食」(学習研究社)の「大人のレバ・にら・たま元気定食」のエッセイが面白いです。


大人のレバ・にら・たま元気定食

レバーとにら、というだけで元気が出そうだ。
鉄分やカロチンが豊富だという知識が、潜在的にそう思わせている部分もあるのかもしれないけれど、レバーのあの独特の苦みやにらのパンチのあるにおいは、知識を越えてそれだけでもう元気になれそうだ。
つまりごはんを食べて元気になるというのは、ほんとうはそういうことだと思う。
もし万一にらにカロチンもカリウムもビタミンもまるでなくて、ただもう繊維だけの栄養の面から見たらとんだへなちょこ野郎だったとしても、あの強烈な風味だけで、きっとたぶん元気になれると思う。
その横のポリポリ大根だって、もしもビタミンCやアミラーゼなんかまったく入っていなくてただもう繊維だけのへなちょこだったとしても、それでもやっぱり、こってりレバにらの合間にさっぱりポリポリおいしければ、それでじゅうぶん元気になれる。
そうやっておいしくごはんを食べているうちに、おお、なんと栄養もあったのか、なんだよにら、おいしいだけじゃなくてそんなことまで、ということに考えはいき着いて、さらにフィジカルな意味でも元気になれる、そういうかんじでいきたいと思うのです。

引用:ケンタロウの日替り定食(学習研究社)
34ページより

レバーとニラと大根の栄養

せっかくなので、それぞれの栄養を調べてみます。

レバー

 


 

レバーの栄養価|一般社団法人日本畜産副産物協会

レバーの効能

ニラ

 

近年わかってきたニラの健康効果! 効果的な食べ方は?

今月の食材「ニラ」

「カロテン」「ビタミンB2」「カリウム」にランクイン

栄養成分別野菜ランキング|農畜産業振興機構

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大根

 

大根の栄養素 | ジャパンクロップス

大根の栄養成分の主な特徴


 

まずはおいしさ