図書館で、ケンタロウ本の向こう側を感じる。

「にんにく × とうがらし × ケンタロウ」(世界文化社)のスタイリングとアシスタントは誰だったかなと気になって、近所の図書館に見に行ってきました。

 

ところが、あいにく貸出中でした。

こういう時、いつも思うことがあります。
それは、その本を借りた人は、どういうきっかけでケンタロウ本を手に取ったのか、です。

「貸出中」に思いを馳せる

いろんなパターンが考えられます。
たとえば、そのケンタロウ本を目当てに借りに来たかもしれません。
たまたまケンタロウ本を見つけたからかもしれません。
本のコンセプトがピンときたということもあります。
その本のために、はるばる利用区域外から来たかもしれません。
そう思うと、ドラマを感じます。

私も、ケンタロウ本のためならかなり遠くの図書館に出向いて行くこともあるので、とても気持ちがわかります。
利用区域外だと、予約や取り寄せができないこともあるので、どれだけ遠くても行くしかないのです。
猛暑日の中、汗だくになりながら、探してたケンタロウ本に巡り合った瞬間は、感無量です。
さすがに図書館内で叫ぶわけにはいかないので、心の中でガッツポーズしています。
それくらいうれしいです。
たかが本ではないのです。

わざわざ出かけた図書館で、探してた本が見つかるのは、もちろんうれしいですが、たまたま見つかるのは、飛び上がるくらいに興奮します。
そのケンタロウ本を借りた人も、もしかしたらそうかもしれないと思うと、こちらまでうれしくなるのです。

図書館の本に書き込む人