【ケンタロウさん】大好きな君と食べたい「僕と君のしょうが焼き弁当」

ケンタロウさんがしょうが焼き弁当を販売するなら、ネーミングは「僕と君のしょうが焼き弁当」で決まりです。

これしかありません。

「ごくらくの食卓」(主婦と生活社)の「しょうが焼き弁当の日」は、しょうが焼き弁当を持ってデートする話です。

しょうが焼き弁当の日

お弁当を作る。
デートにお弁当作ってくる男なんて、まずいない。
だからデートの日にはお弁当を作る。
それも質実剛健しょうが焼き弁当。
そこがいい。
長い長いレストランの行列、僕と君は海でも見ながらしょうが焼き弁当。
公園のべンチでもしょうが焼き弁当。
映画館でも、しょうが焼き弁当。
お弁当箱ふたつ持ったら、あとはどこへ出かけたっていい。
だって今日のメインはしょうが焼き弁当。
しんなりキャベツとしょうが焼き。
僕と君のしょうが焼き弁当。

(80ページより引用)

よく新商品のプレスリリースには、その商品の「売り」が細かく説明してあります。
・コンセプト
・素材のこだわり
・パッケージデザイン
・価格
・どういう人にどういうシーンで食べてほしいか
などです。

ケンタロウさんの「僕と君のしょうが焼き弁当」には、余計なウンチクが一切ありません。
「僕と君のしょうが焼き弁当」のみです。
あれこれ説明するまでもなく、ネーミングで言い切っているからです。
「僕と君のしょうが焼き弁当」だけで、「僕と君とで食べたくなる弁当」とわかります。
こだわりを説明すればするほど、食べる人の想像の余白を削ってしまうことになります。
ウンチクは作り手のエゴです。
ない方がいいのです。
食べればわかるからです。

しょうが焼き弁当

長い行列

海を眺めながら

公園のべンチ

映画館

飲食物の持ち込みは禁止になっている映画館が多いので、しょうが焼き弁当は無理だと思います。

弁当箱2つ

密封とアルミ

この際だから弁当箱も買う
密封のものやアルミなどいろいろある

 

ラジオ Radio Tuner

気分としてはラジオを持って出かけたい

 

おしぼり

忘れちゃいけないのがおしぼり
これ絶対

 

今ならウェットティッシュですね。