【Yahoo!知恵袋】ケンタロウさんの「肉は時間をかければ柔らかくなる」の出典を調べてみる
- 2020.09.30
- ケンタロウさん
Yahoo!知恵袋で、ケンタロウさんを紹介してくれている人がいました。
塊肉は煮込み続ければ柔らかくなるか教えて
ベストアンサー
質問が投稿されてわずか40分後に書き込んだ回答者さんは、ケンタロウさんの言葉を引用してこう答えました。
どんな肉でも時間をかければ柔らかくなる
出典を調べてみる
ケンタロウさんは、確かにそう言っています。
ただ、出典がないのも気持ち悪いので調べてみました。
(年月日順)
日経トレンディネット
インタビュー
(2006年10月3日掲載)
どんな肉でも、長く煮込めば煮込むほど柔らかくなるんです。
引用ページ:料理家 ケンタロウに聞く(後編) – L-Cruise – 日経トレンディネット
小林カレー
(幻冬舎)
何がうれしいって、絶対にやわらかくなること。
1時間でだめなら2時間、そういう単純な話なんです。
2時間でだめなら3時間。
例外はない。
どっかで必ず肉のほうが折れる。
どんな頑固な肉でもスプーンでくずれるようなほろほろの状態になる。
絶対に。
そもそも料理って決して平等じゃないじゃないですか。
技量もそうだし、経済事情とか、素材のよしあしもあるし、設備も違う。
でも『煮たら煮ただけやわらかくなる』っていうのは、ほんとうに平等。
誰にとっても、何の差もない。
だから『まだかたいわ』っていうことになっても 決して悲観することはないよ。
時間が必ず解決してくれるよ。と言いたい。
一部引用:67ページより
ケンタロウのひと皿勝負
公開日:2010年5月20日
どんな肉でも、とにかくひたすら茹でれば絶対に柔らかくなってしまうのです。
あのトロトロを手に入れるためにすべきことは、とにかく茹でること、だけなのです。
1時間茹でて柔らかくならなければ1時間半、それでも固ければ2時間、そういうものすごく単純な話なのです。
茹で続けていれば、どこかのタイミングで、必ず向こうが折れてトロトロになってしまうのです。
料理は絶対はほとんどないけれど、ひたすら煮れば、肉は柔らかくなる法則は絶対の絶対。
誰がやったって絶対。
引用ページ:角煮|ケンタロウのひと皿勝負
やっぱり肉が好き
(文化出版局)
時間こそかかるが、時間さえかければどこかの時点で、とろとろ、や、ほろり、に絶対になる。
これはとにかく絶対なのだ。
絶対が約束されているなんてことは料理でも人生でもそうそうない。
しかし、肉は煮続けていれば絶対にやわらかくなる。
失敗することがない。
1時間煮てかたければ1時間半、1時間半でもかたければ2時間、そういう単純な話だ。
一部引用:20〜21ページより
結論
塊肉は、煮込み続ければ必ず柔らかくなる。