【ケンタロウさん】図書館のレシピ本は、デパ地下の試食と同じ。

図書館で「バーンと、うれしいおやつ」(文化出版局)を借りて、結局買った人がいました。

 

少しでも気になったら、それは「買い」

借りる前に、借りようかどうしようかとじっくり考えないでいいのが、図書館のよさです。
私も、少しでも気になったら、どんどん借りています。
借りたものの、イマイチピンとこなかったものもあれば、出会えてよかったと思う本もあります。
借りてよかった本は、決まって返すのが寂しいです。
自分の本ではないので、いつかは返さないといけないのですが、返却日が近づいてくると、なんとも言えない寂しさがこみ上げてくるのです。
そういう本は、たいてい好きな本です。
自分の家に持ち帰ったことで、情が入っているのです。
少しでもそんな気持ちになったら、その本は「買い」です。
私も、何度も図書館で借りたケンタロウ本がどうしても気になって、結局買ったことがあります。
今でも買ってよかったと思ってます。

レシピ本に限らず、図書館の本は、あくまでもお試しです。
デパ地下やスーパーで見かける試食のようなものです。
とりあえず食べてみて、気に入ったら買えばいいのです。
そのための試食です。

なんとなくで借りた本が、その後の人生を変えることもよくあります。
その本を買った人は、ケンタロウさんのファンだったかはわかりませんが、買いたいと思えるほどだったのですから、その人の人生に影響を与えたことになります。

きっとケンタロウさんも大喜びしています。
その本が目に入って借りてくれるだけでもうれしいのに、気に入って、買ってくれたのですから、二重でうれしいです。