ケンタロウ本のレシピは、だいたい3行だ。

作り方の行数でケンタロウ本を特徴付けるのは、新しい視点です。

3行くらい

写真メイン / 3行くらい

「自転車ツーリングとアニメ的な」さんは、どの本かは書いていません。
ヒントは2つです。

①写真メイン
②3行くらい

①写真メイン
ほとんどのケンタロウ本は、写真メインです。
写真が少ない本は、あまりありません。

②3行くらい
これは大きなヒントです。
意外に作り方が3行くらいの本はないからです。

私がパッと思い浮かべたのは2冊です。
・ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!(講談社)
・ケンタロウのすごくシンプルなごはん(学研)

たとえば「ケンタロウの和食」の「なめこ汁」の作り方はズバリ3行です。
ただ、3行はこのメニューだけでした。

「ケンタロウのすごくシンプルなごはん」では、「水菜と桜えびのサラダ」と「キャベツのカレー酢漬け」が3行です。



だいたい3行で済むくらいわかりやすい

「自転車ツーリングとアニメ的な」さんは「3行くらいの本」と言っていますが、私は「3行くらいに思えるほどわかりやすい」と解釈しました。
行数はそれ以上ですが、作り方のポイントとしてはザックリ3行です。
それはどのケンタロウ本にも言えることです。
むしろ、それに当てはまらないケンタロウ本はありません。

ケンタロウさんが理想とする「なんでもない料理」は、どれもザックリ3行で収まります。
3行からはみ出すような料理は、ケンタロウさんの担当ではありません。
わかりやすくすればするほど字数は増えますが、ポイントは3行以内です。
ケンタロウ本がわかりやすいのは、だいたい3行だからです。

「1003レシピ」?

同じ3行で「ケンタロウ 1003レシピ」(講談社)を挙げている人がいたのですが、写真メインではないのでこの本ではありません。