ケンタロウ本のレシピは、だいたい3行だ。
- 2020.10.13
- ケンタロウさん
作り方の行数でケンタロウ本を特徴付けるのは、新しい視点です。
3行くらい
はじめて買った料理本はケンタロウさんのだったなぁ 写真メインでレシピ3行くらいのやつ。
— 自転車ツーリングとアニメ的な (@mezasesekaiisan) February 20, 2020
写真メイン / 3行くらい
「自転車ツーリングとアニメ的な」さんは、どの本かは書いていません。
ヒントは2つです。
①写真メイン
②3行くらい
①写真メイン
ほとんどのケンタロウ本は、写真メインです。
写真が少ない本は、あまりありません。
②3行くらい
これは大きなヒントです。
意外に作り方が3行くらいの本はないからです。
私がパッと思い浮かべたのは2冊です。
・ケンタロウの和食 ムズカシイことぬき!(講談社)
・ケンタロウのすごくシンプルなごはん(学研)
たとえば「ケンタロウの和食」の「なめこ汁」の作り方はズバリ3行です。
ただ、3行はこのメニューだけでした。
「ケンタロウのすごくシンプルなごはん」では、「水菜と桜えびのサラダ」と「キャベツのカレー酢漬け」が3行です。
だいたい3行で済むくらいわかりやすい
「自転車ツーリングとアニメ的な」さんは「3行くらいの本」と言っていますが、私は「3行くらいに思えるほどわかりやすい」と解釈しました。
行数はそれ以上ですが、作り方のポイントとしてはザックリ3行です。
それはどのケンタロウ本にも言えることです。
むしろ、それに当てはまらないケンタロウ本はありません。
ケンタロウさんが理想とする「なんでもない料理」は、どれもザックリ3行で収まります。
3行からはみ出すような料理は、ケンタロウさんの担当ではありません。
わかりやすくすればするほど字数は増えますが、ポイントは3行以内です。
ケンタロウ本がわかりやすいのは、だいたい3行だからです。
「1003レシピ」?
同じ3行で「ケンタロウ 1003レシピ」(講談社)を挙げている人がいたのですが、写真メインではないのでこの本ではありません。
ケンタロウさんの料理本で、辞典みたいに厚くて一つのレシピが3行くらいのがワーッと書いてあるやつ、何年か前に本屋さんで読んでこれは良いって思ったけど持ち合わせがなくって買えなかったんだよな。あれ欲しかったなあ。
— かずたろ(女) (@kazutaro0880) October 9, 2016