【ケンタロウさん】梅酒は、小林家3代にわたる秘伝の調味料だ。/レシピあり

特別な梅酒でなくてもいいのがうれしいです。

母から教わった

カツ代さんは、母から教わったそうです。

教えたくないくらいにおいしい

「小林カツ代のこんなに簡単 煮込み料理」(廣済堂出版)に「豚梅酒煮」があります。

梅酒で肉を煮るのは私の母からの秘伝。
教えたくないくらいのうまさ。
梅酒は家にある自家製でも、市販のでも、上手に仕上がる。

引用:170ページより

上記の改題版が「小林カツ代の切って煮るだけ鍋ひとつだけ」(講談社+α文庫)です。

カツ代さんの梅酒を使った8つのメニュー

梅酒煮豚

梅酒煮豚 | KATSUYOレシピ

梅酒の深い味が、肉を包み込むように仕上げます。和風焼豚と言いったところかしら。

いわしの梅酒煮

いわしの梅酒煮 | KATSUYOレシピ

煮汁は梅酒としょうゆだけなのに味わい深い。

さんまの梅酒煮

さんまの梅酒煮 | KATSUYOレシピ

梅酒煮はブリ、サバ、イワシなど応用が効きます。

ぶりの梅酒煮

ぶりの梅酒煮 | KATSUYOレシピ

ふんわり煮えたぶりに、梅酒の煮汁がこっくりとからむ

鶏もも肉の梅酒チャーシュー

鶏もも肉の梅酒チャーシュー | KATSUYOレシピ

梅酒は魔法の調味料。これをつかうと風味豊かな複雑な味に仕上がる美味しさがある。

鶏の丸秘照り焼き

鶏の丸秘照り焼き | KATSUYOレシピ

何が丸秘かといいますと…?!

梅酒肉味噌

梅酒肉味噌 | KATSUYOレシピ

梅酒とみそだけで、こっくりとした肉みそに。

梅酒バターケーキ

梅酒バターケーキ | KATSUYOレシピ

芳醇な香りが後を引く。紅茶がよく合います。

ケンタロウさんと梅酒

ケンタロウさんも、ちゃんと「秘伝」を受け継いでくれています。

人生初の泥酔

いわしの梅酒煮

子供の頃、家の台所には床下収納というものがあって、そこには必ず梅酒があった。
プラスチックの蓋のついたデカいガラスの瓶に入ったあれだ。

両親共に特にすごく酒を飲むというわけではないが、それでも当たり前のように母親は毎年梅酒を作っていた。
梅酒を作るのは正しい昭和の年中行事だったんだと思う。

さらに、梅酒で余った青梅と氷砂糖を使って、梅シロップも作っていた。
梅酒と見た目はそっくりだけれど、当然アルコールは入っていないので、子供はもっぱらこっちを水やソーダで割って飲んだり、甘い梅の実をかじったりしていた。
とてもうれしいものだった。

が、この梅シロップの存在が事件を招くことになる。
ある日、母親が仕事を終えて家に帰ってくると、小学生の俺がキッチンでベロンベロンに酔っぱらってぶっ倒れていたのだ。
ふと脇を見ると梅の種が数個。

梅酒と梅シロップの区別のつかない俺は、親がいない間に台所を物色して梅酒を発見し、おやつがわりに梅の実をポリポリと調子良くかじったというわけです。
その時の記憶はうっすらあるようなないような。
今だから告白する人生初の泥酔です。

引用:いわしの梅酒煮|ケンタロウのひと皿勝負

(ケンタロウさんの作り方は、カツ代さんとだいたい同じです)

きょうの料理

NHK「きょうの料理」では、「ケンタロウの“母の味”」として3品紹介しています。
(2005年8月2日)
・いわしの梅酒煮
・梅酒甘酢鶏
・ゆで豚 梅酒ドレッシング

きょうの料理 「ケンタロウの“母の味”」 – かしこい梅酒! –


ケンタロウさんのサンマ梅酒煮の作り方

(下記ページは画像ありません)

サンマ梅酒煮|ケンタロウの恋するハッピーメニュー

2人分


 
サンマの梅酒煮は「ケンタロウの大好きレシピ101」(主婦の友社)にも収録されています。