【ケンタロウさん】食べることで、命の大切さを学ぶ。/渋谷区立加計塚小学校

ニュース番組で、思わずもらい泣きしてしまいました。

食べた方がいいのか / 食べない方がいいのか

まず、この動画を見てください。

いのちの授業

上の動画は、2月に渋谷区立加計塚小学校で行われた命の大切さを学ぶ特別授業の様子です。

この「いのちの授業」には、3つの目的と5つの約束があります。

3つの目的
・生かされている自分のいのちの役割を考える
・環境と自分と食べ物は深くつながっていることを知る
・互いを尊重しながら学び合う

5つの約束
・みんなで
・協力する
・考えて
・行動する
・命を大切にする

(下記ページより引用)

養殖体験プログラム「いのちの授業」とは

いのちの授業はSDGsに貢献します

自分たちが育てたヒラメを食べる

下記ページには、ヒラメを育てた児童たちのレポートがあります。
 

東京都渋谷区立加計塚小学校 | 陸上養殖プロジェクト

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食べ物は生命でできている

小林カツ代さんの「いただきます ごちそうさま」(合同出版)には、こうあります。

子どもたちに教えたいことの一つは、 食べ物はすべて動物や植物の生命だということです。
その生命をいただいているのですから、調理するときも、それを食べるときも、食べ残したり、決して無駄にしてはいけません。
私たち人間は自然界の一員。
自然界の助けなくしては生きていけないのです。


おいしく作って感謝する

冊子「たべる、たいせつブック」内のカツ代さんとの対談でケンタロウさんはこう言ってます。

普段から、食材は生命、おいしく作らないと申し訳ないって気持ちで取り組んでいる

 

命の大切さを学ぶことは食べること

加計塚小学校の児童たちは、自分たちで半年間育ててきたヒラメを自分たちで調理して食べました。
中には、泣きながら食べている子もいました。
それが食べることであり、生きるということです。

食べ物を食べるということは、ある意味、生き物を殺すことです。
さっきまで生きていた命を断つことです。
極めて残酷ですが、それが食べることです。

育てたヒラメを食べるのが正しいのか間違いなのかの答えを出すのではなく、食べるとはどういうことなのかを考えるのが大事です。
「命は大切に」と言いながらも、一方では生き物を殺しています。
これが現実です。

「いのちの授業」は子供だけのことではありません。
すべての人間が食べるとは、生きるとはどういうことだろうと考えなくてはならないことなのです。

伊予市立北山崎小学校

 

稚魚から育てた”ヒラメ”を食べる?食べない?小学生の苦渋の決断「命の授業」②|FNNプライムオンライン

ヒラメ養殖の街 西予市三瓶町の小学校でおこなわれている「命の授業」