ケンタロウ本は、国語の文章問題にピッタリだ。

ふと気づきました。
「ケンタロウさんの文章は、国語の文章問題にピッタリかも」

自分が国語の先生になったつもりでケンタロウ本を読んでみると、「これはテストに使いたいな」という文章がいくつもあります。

野菜ばっかり

「野菜ばっかり」（文化出版局）からは4問出題します。

Amazon「なか見! 検索」で、「野菜ばっかり」の一部レシピが閲覧できます。

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次の文章を読んで、問いに答えなさい。

・こってりしいたけ丼
にんにく、しょうが、しょうゆ、オイスターソース、さらにさんしょうのつくだ煮。
これらすべて、しいたけをぐっと魅力的にしてくれる仲間たち。
みんなのおかげで、ご飯の上に気持ちよくおさまりました。

引用：40ページより

材料の関係性と役割を自分の実体験を踏まえて説明しなさい。

次の文章を読んで、問いに答えなさい。

・アジア風汁なしめん
レタスが、ゆでたてのめんで温まってしんなりしつつシャキシャキ。
フライドオニオンやピーナッツがカリカリ。
そして甘ーいトマト。
全部を混ぜ混ぜして、平ったいめんにからませながら、つるつるムシャムシャ!

引用：84ページより

オノマトペが4つ出てきます。
著者の心情を別のオノマトペを使って説明しなさい。

次の文章を読んで、問いに答えなさい。

・ガスパチョ
野菜のさわやかさがぎっしり詰まった、スープだけれどジュースのようなガスパチョは、不思議な存在だ。
材料をミキサーで回すだけだから、作るのは至極簡単。
メインの前に、胃へのあいさつ代りに飲みたいスープなのです。

引用：88ページより

「胃へのあいさつ」とはどういうことですか。
もしあいさつをしなかったらどうなるのか答えなさい。

次の文章を読んで、問いに答えなさい。

・せりとカリカリ油揚げのスープ
せりっておいしいなあ、と、大人になったある日、突然思った。
子供の時にはせりのことなんて考えたことすらなかったのに。

引用：96ページより

もしせりのおいしさに気づかなかったらどうなっていたでしょうか。
自分の体験を踏まえて答えなさい。

「ケンタロウの野菜がうまいッ!」（学習研究社）からは1問です。

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次の文章を読んで、問いに答えなさい。

・ガスパチョ
トマトがおいしい夏に作りたい
ほら、太陽の香りがするよ

引用：65ページより

「太陽の香り」とはどんな香りですか。

料理本なのに、詩集としても楽しめて、思考力や表現力を鍛えることができるケンタロウ本は、1冊で何度でもおいしいのです。