【小林カツ代さん】闇鍋は、本当に部屋を暗くして作る。

私は知りませんでした。

やみ鍋 / その1

小林カツ代さんのレシピサイト「KATSUYOレシピ」で「やみ鍋」を見つけました。

やみ鍋 | KATSUYOレシピ

お菓子を入れたりする非常識な人はやみ鍋パーティーから外そう。笑。

作り方

ポイントは3つです。

①部屋を暗めにする
②持ってきた材料を鍋の中にガサゴソと各自で入れる
③ぜひ入れたい食材がある

闇鍋(闇汁)とは

辞書にも「部屋を暗くする」とあります。
 

人選が大事

作り方を読んだだけで、もう楽しいです。
大事なのは、誰を選ぶかです。
どういう食材を選ぶかよりも重要です。
ある程度料理のことをわかっていないととんでもないことになってしまいます。
それはそれで楽しいとも言えますが、最悪「食べることができない」事態も考えられるからです。

予算と食材の分担を決めて、下準備を済ませて持ち寄るのはナイスアイデアです。
持ってきたはいいけど、そこから準備していたのではせっかくのテンションも下がってしまいます。
段取りは大事です。

ごぼう・キャベツ・白菜

カツ代さんは、おいしくなる食材として、ごぼう・キャベツ・白菜の3つは欲しいと言っています。
さすがプロです。
食材がわからない面白味を取るか、おいしさを取るか悩ましいです。

画像も暗い

レシピページの料理の画像がわざと暗くしてあって、憎い演出です。

やみ鍋 / その2

「小林カツ代のこんなに簡単 煮込み料理」(廣済堂出版)の最後を飾るメニューが「やみ鍋」です。

ルール

やみ鍋の約束は、出席者全員があるワクを決めた金額の中で材料を持ち寄る。
煮て食べられるものなら何でもよし。
主催者が用意するのはごぼうとだしと葉もの。

引用:234ページより

カツ代さんはどうやらごぼうがお好きなようです。

出席者への伝達

○○○円ずつの材料をすぐ鍋に入れられるように、洗う、切る、をして持ち寄る。
(ちなみに300〜500円でもけっこうである)

引用:235ページより

作り方

それぞれがコソコソと材料を大きい鍋に入れる。
即座にフタをして何を入れたかわからないようにする。
参加者全員が入れ終わったら、主催者はささがきごぼうや刻んだ白菜なんぞを入れる。

一部引用:236ページより

部屋は暗くしなくてもわからなくすればいいみたいです。

改題版

上記の改題版が「小林カツ代の切って煮るだけ鍋ひとつだけ」(講談社+α文庫)です。