小林カツ代さんの「やさしいシリーズ」は、ミニケンタロウ本だ。
- 2019.01.15
- 小林カツ代さん
- ケンタロウさん/掲載・発見
講談社の「やさしいシリーズ」はカツ代さんのレシピ本ですが、パッと見、ケンタロウ本? と思ってしまいました。
その理由は、次の4つです。
①ブックデザイン
②カメラマン
③スタイリスト
④イラスト
ここでは、以下の3冊を取り上げます。
・小林カツ代のやさしいおせち
1995年11月発売
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・小林カツ代のやさしい和食
1995年12月発売
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・小林カツ代のやさしいクリスマス料理
1996年11月発売
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ブックデザイン
ブックデザイン(装丁)は、若山嘉代子さんです。
若山さんといえば、「ケンタロウの日替り定食」(学習研究社)なども担当されています。
カメラマン
撮影は、青砥茂樹さんです。
「ケンタロウのフライパンひとつでうれしい一週間!」など、講談社からのケンタロウ本は、青砥さんの撮影が多いです。
スタイリスト
スタイリングは、マロンこと板井典夫さんが担当されています。
マロンさんも、初期のケンタロウ本ではおなじみです。
イラスト
イラストは、なんとケンタロウさんが描いています。
「和食」と「クリスマス」は1ページずつ、「おせち」は祝い箸やお年玉、鏡餅など10点ほど描かれてあります。
いずれもサイズが小さく、タッチもおとなしめなのが印象的です。
3冊とも1995年以降の出版で、ケンタロウさんが料理家デビューするかしないかくらいの時期なので、貴重なシリーズです。