【ケンタロウさん】読んだら食べたくなって、見ると思い出す。/ケンタロウ本と揚げパン

そんなつもりじゃなかったのに、パラパラとめくっただけで無性に食べたくなってきます。
これがレシピ本あるあるです。

「ケンタロウんちの食卓」(講談社)の「きなこと黒糖の揚げパン」のページで手が止まり、瞬間的に揚げパンの口になりました。
 

揚げパンの正しい食べ方

講談社Webマガジン「MouRa」連載「ケンタロウんちの食卓」の書籍版未収録のエッセイに、こうあります。

給食の揚げパンが大・大・大好きだった。

揚げパンのちょうど真ん中に、先割れスプーンをぶっ刺して、スプーンの柄を持って両側から食べていくあのかんじ。
口のまわりを砂糖だらけにして、中から油がじわっとにじむあのかんじ。

先割れスプーンを刺すのはアナーキーな食べ方がしたいからじゃない。
そうやって食べると手に砂糖や油がつかなくて手がベタベタにならないんだ。
ものすごく合理的。
だから、だれが最初にやったのかはわからないけれど、気がついたら教室中の全員がその食べ方を実践していた。
もちろん女の子も、もしかしたら先生も。
揚げパンの時はまず先割れスプーンをぶっ刺す。

揚げパンは家でも再現できるけれど、40人でスプーンの柄を持って揚げパンを食べている光景はもう見られないな。

引用ページ

第7回 きなこと黒糖の揚げパン|ケンタロウんちの食卓

2004年9月8日

揚げパン探しの旅

「きなこと黒糖の揚げパン」の写真に触発された私は、今すぐに揚げパンが食べたくなって、タッチアンドゴーで買いに出かけました、

まずはローソンです。
探してみましたが、あいにくありませんでした。

「ああ、残念」と諦めるわけもなく、次はセブンイレブンに向かいます。
お店に入って目指すはパンの棚です。
ありました。

お目当ての揚げパンを見つけて興奮してしまった私は、反射的に「あ、ケンタロウさんに教えてあげなきゃ」と思ってしまいました。
家を出てセブンイレブンに着く間に脳内で「揚げパンイコールケンタロウさん」がグルグルと回っていたのです。

ながーーい! 揚げパン

私が欲しかったのはこれ、これです。
 

 
給食で出たような揚げパンではありませんが、今すぐに揚げパンの口を満たしてあげたいのが先なので贅沢は言えません。
「ながーーい! 揚げパン」です。
「ながい」ではなく「ながーい」でもなく、「ながーーい」です。
長音符が2つです。

もうガマンできないので、早速食べてみます。
最初のひと口目で、思わず「ああ」と声が出ました。
そう、これ、この感じです。
砂糖のジャリジャリ感、鼻に抜ける生地と油の香り、噛み締めた時の油分が滲み出る感じ。
これぞ揚げパンです。
給食に出た揚げパンは皮が硬かった記憶がありますが、セブンイレブンの揚げパンはフワッフワです。
強く握るとペシャンとなるくらいに柔らかいですが、これはこれでおいしいです。
揚げパンを食べる時は、きれいに食べようとは思わないことです。
「リップが落ちちゃう」なんて気にしちゃダメです。
口の周りが砂糖だらけになるのが、揚げパンの醍醐味です。

私は普段コンビニには行かないので、こういうパンがあることも知りませんでした。
スーパーでも揚げパンを探す楽しみができました。

ツイストドーナツ

揚げパンを手にしてホッとした直後、すぐ下の棚にツイストドーナツを見つけました。
どうせならということで、買ってみました。
製造はヤマザキパンです。
 

 
おいしいのですが、甘さが控えめで、ちょっと物足りない感じです。
私は揚げパンの方が断然好きです。

先割れスプーン

揚げパンに先割れスプーンとは、ちょっと意外です。
私たちもそうだったかなと思い出してみましたが、まったく覚えてません。


ケンタロウさんと揚げパン

「晩ごはん、これ作ろう ケンタロウ 100レシピ」(集英社)の「ケンタロウさんへ100の質問状」に「給食で好きだったおかずは?」があります。

揚げパン


揚げパン

揚げパンができるまで

オギノパン