【ケンタロウさん】作ってもらっても、作ってあげてもうれしいバースデーケーキ。

ケンタロウさんのレシピには、小さい頃の思い出の味がたくさんあります。

バースデーケーキ

「ケンタロウのいえごはん こどももおとなも好きなものばっか」(講談社)の「バースデーケーキ」もその一つです。

こどものころ、常に心の奥にあったバースデーケーキ。
とくべつな食べものとして。
まるで宝物のように輝いていた。
こどものころのバースデーケーキは、母・カツ代の手作りだった。
俺も誰かのためにバースデーケーキを作るのが好きだ。
たとえば、ミュージシャンの友だちのバースデーライブに持っていったりする。
すご一く、喜んでくれる。感動してくれる。
世界中のケーキが買えるようなこんな時代だからこそね。
こどものころの自分のために作るなら?
ココアスポンジ+ココアクリーム+いちごの、夢見るようなやつ!

(22ページより引用)

カツ代さんのケーキ

カツ代さんはどんなケーキを作ってあげたのか気になります。
 

いちごショートケーキ | KATSUYOレシピ

ベストオブ日本の洋菓子!

ミュージシャンの友だち

「ミュージシャンの友だちのバースデーライブ」とあります。

私は、この一文ですぐにピンときました。
「KENTARO 料理パラダイス ②」(主婦の友社)の「おれが行くとこ」に、ケンタロウさんのお友達のTOKUさんが載ってます。
そこに、誕生日ライブの話が出てきます。
おそらくそのことだと思われます。


 

思いはプライスレス

世界中のケーキが買えるようなこんな時代だからこそ

 
デパ地下に行けば、選びきれないほどのケーキが並んでいます。
どれも華やかで、おいしそうです。
手作りがいいとはなんとなく思っていても、いざ作ろうとすると、意外に大変だというのがわかります。
時間や手間を考えると、買った方が安いです。
材料を揃えるだけでも、一苦労です。
近くのお店ですべてが揃うとは限りません。
後片付けもしなくてはなりません。

手作りの良さは、作る人の思いがギュッと詰まっていることです。
これはお金では買えません。
プライスレスです。
味は負けたとしても、ケーキに込められた思いはどこにも売ってません。
だから作るのです。

Birthday Cake

Cocoa Cake