「ケンタロウ 1003レシピ」は、もう少しで鈍器本だ。

産経ニュースで、面白い記事を見つけました。

分厚く高価な「鈍器」本

分厚く高価な「鈍器」ビジネス書が増殖中 コロナ禍の在宅増、先行き不安が影響

最少の労力で読者に最大の効果を-。

読者の胸打つ”鈍器”…分厚くて高価な本がコロナ禍で人気のワケ | 大手小町

SNS上で「もはや鈍器」と話題になるほど分厚い本が、ベストセラーになっています。

独学大全

上の記事で紹介されているのが読書猿さんの「独学大全」(ダイヤモンド社)です。
あらゆる学び方が書かれていて、800ページ弱あります。
私も読みました。
見た目は本というより辞書です。
コンパクトな電話帳といった感じで、片手で持つのは大変なほどのボリュームです。
「分厚すぎるから、ほぼ鈍器」とは、上手い表現です。


ケンタロウさんの大ボリューム本

分厚いケンタロウ本といえば、「ケンタロウ 1003レシピ」(講談社)です。
「独学大全」ほどではありませんが、ケンタロウ本の中では最も厚いです。
巻末の索引を含めると378ページあります。
3段組なのでこのページ数で収まってますが、もし1ページ1レシピのゆったり編集だったら軽く1000ページは超えていたことになります。
まさに鈍器本です。
1000ページもあると、何かの台など料理以外での使い方もされそうです。