【提言】ケンタロウ本「ふたりのハッピーメニュー」のエッセイは家庭科の教科書に載せるべき/その2

ケンタロウさんのエッセイが好きです。

「ふたりのハッピーメニュー」(講談社)にもエッセイが収録されています。
読みながら、思わず「そもそも料理ってなんだろう」と考えさせられました。
と同時に、これはぜひ学校の授業で取り上げてもらってほしいなと思ったのです。

授業といえば、先生が生徒に一方的に教える印象があります。
「正しい料理とは」や「料理のあるべき姿」を理屈として教えるのではなく、ぜひこの本のエッセイを教材にして議論してみてほしいです。

4つのエッセイを4回に分けて考えてみます。

出典:ふたりのハッピーメニュー
(講談社/2003年12月)

 

【その2】料理は男が作るべきか、女が作るべきか

p24「男子厨房に入る」より

下記ページで、そのエッセイが読めます。

ケンタロウの恋するハッピーメニュー|豚の角煮

これも議論のし甲斐があるテーマです。

ケンタロウさんは、男が料理をするのが特別なことと思われてることに違和感があるそうです。
私も、まったく同感です。
かつては、「男子」が付くタイトルの料理雑誌がいくつも出ていたことからも「特別なこと」がよく表れています。

この「ふたりのハッピーメニュー」は、2003年に出た本です。
それから15年以上経ってますが、今もそんなには変わってない気がします。
今もなお「男子」や「男」が付いた料理本は、多数出版されています。

一般的なイメージとして、「料理は女性がするもの」が浸透しています。
自分の母の料理をする姿を見て、余計にそう感じるのではないでしょうか。

料理と性別

先日、システムキッチンのCMを見ました。

4人家族の朝食風景です。
妻がキッチンに立って料理をし、隣のテーブルでは夫が新聞を読んでいるシーンです。
わかりやすい演出ですが、これを見て何も感じないのも、「女性は料理を作り、男性は座って待ってるだけ」と思い込んでるからです。

なにも女性が料理を作るのがダメなのではありません。
男性は食べるだけがダメでもないのです。
女性も、料理をしたくてするならいいのですが、本当は作りたくはないんだけど仕方なくやってるとしたら、それは問題です。
もちろん、料理は女性がするものと決まってるわけではありませんが、なんとなくそんな雰囲気があります。

女性だからみんな料理が好きで得意な人ばかりではありません。
料理が苦手で嫌いな人もいます。
一方、男性も料理が好きで得意な人もいます。
そもそも料理に性別は関係ありません。
わざわざ分ける必要性もありません。

とは言っても、私もそれらを経験からわかりました。
中高生時代から思ってたことではありません。

料理を性別で分けたほうがいいのでしょうか。
料理は、女性がしたほうがいいのでしょうか。
それとも男性がしたほうがいいのでしょうか。
料理ができない女性、男性はダメなのでしょうか。
ぜひ議論してほしいです。