阿古真理さんの「昭和の洋食 平成のカフェ飯」で、小林カツ代さんを紹介

阿古真理さんの「昭和の洋食 平成のカフェ飯」(筑摩書房)で、小林カツ代さんが紹介されています。

昭和の洋食 平成のカフェ飯

家庭料理の80年
阿古真理
(筑摩書房)


小林カツ代が作る料理

第2章に、カツ代さんの果たした役割が詳しく書かれています。

共働き第一世代の味方になった料理研究家が、小林カツ代だった。
70年代後半、テレビ番組に投書したことをきっかけに大阪のワイドショーに出演して料理をつくりはじめた小林は、度胸の大きさと手際のよさがうけてたちまち人気者になる。

引用:第2章 「本格外国料理を食べたい」——昭和後期より

ケンタロウさん

ケンタロウさんも紹介されています。

その母をみながら育った息子の一人は、長じて料理研究家になった。
2000年代に人気を伸ばして書籍にテレビにと大活躍したケンタロウである。

引用:第2章 「本格外国料理を食べたい」——昭和後期より

ケンタロウがつくる男子のご飯

第4章では、「太一 × ケンタロウ 男子ごはん」のことが書かれています。

食べたいからつくってみよう、おいしく食べようという意欲が伝わってくる。
つくりたい、食べたいと思うことも、料理をつくる大事な動機である。

引用:第4章 食卓の崩壊と再生——2000年以降より


阿古真理さん

阿古さんは、いろんな本でカツ代さんを取り上げてくれています。